ひまわりの海(10万本)権現堂公園(権現堂桜堤)「権現堂ひまわり散歩」2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 埼玉県幸手市
全国的知名度もトップクラスのお花見の名所「権現堂桜堤」。約1㎞つづいております堤に1,000本のソメイヨシノが植えられ、黄色い菜の花とのコントラストの美しい桜の名所となっておりますが、夏にはひまわり畑が出現いたします。今回のカタスミ日記は、ひまわりの咲く夏の権現堂公園の風景をご紹介いたします。
権現堂公園ってどんな公園?
埼玉県幸手市に位置しております権現堂公園は、桜堤を中心としまして隣接する権現堂調整池の水辺空間の整備のほか、多目的広場なども整備されております県営の公園となっております。
権現堂公園と申しますと、やはりその中心となります「権現堂桜堤」はお花見の名所としまして、その名を全国に轟かすものとなっておりますが、約1㎞の堤に1,000本とも言われておりますソメイヨシノの並木が続き、また並木のそばに広がる菜の花畑とのコントラストが大変美しいお花見の名所となっております。
現在では、約22haの広大な権現堂公園でございますが、公園としましての開園は2008年(平成20年)と、意外と新しい公園となっております。
今から何十年も前に筆者が初めて権現堂桜堤を訪れました時は、公園や駐車場は整備されておらず、お花見時期には堤の袂の広場(空地)に駐車し、人混みの中でお花見を楽しみました想い出もございまして、随分と綺麗に整備されたと、感慨深いものもございます。
権現堂公園は1号公園から4号公園までございまして、所謂「幸手権現堂桜堤」は4号公園となり、1号公園は、少年野球やサッカーを楽しむことができます球技広場やご家族連れに人気の大型遊具や多目的芝生広場が整備され、2号公園は、レクリエーションを目的に整備され、大型遊具やデイキャンプ場などがあり、またヘリポートや一次避難場所など防災機能も有する公園となり、3号公園は、「歴史と文化の薫る万葉の公園」をテーマに、花壇や憩いの場が設置された公園となっております。
権現堂公園では桜のほかにも、初夏のあじさいや夏のひまわり、秋の彼岸花、冬の水仙など四季折々の花木も楽しむことができるようになっており、季節を感じながら散策を楽しむことができるようになっております。
権現堂公園(権現堂桜堤) ひまわりの見頃時期
権現堂公園では、春に菜の花が咲きますエリアに2019年(令和元年)の夏より、ひまわりが植栽されるようになっております。
翌2020年(令和2年)は、6,500㎡の畑に約3万本となり、2021年(令和3年)からは16,500㎡の畑に約10万本のひまわりが植えられております。
まだ歴史が浅いこともございまして、近年では少しずつ時期をずらして種を播き、比較的長い期間ひまわりの花を楽しむことができるようにする試みなど、ひまわりの植え方に試行錯誤が感じられる部分もございますが、見頃の時期には眼前に黄色い海が広がります。
権現堂公園のひまわりの見頃の時期としましては、例年7月中旬から8月中旬頃が見頃の時期となっており、今後、更に注目度が高まってまいりますひまわり畑になろうかと思われます。
2024年につきましては、イベント等は特に行われませんが、ひまわりの見頃に合わせまして、7月20日(土曜日)より8月4日(日曜日)までを「ひまわりまつり」期間とし、ひまわりの開花を盛り上げてくれております。
尚、権現堂公園のひまわりの開花状況につきましては、幸手権現堂桜堤保存会さん運営のHP「権現堂公園」内の「花情報」のコーナー、もしくは、幸手市観光協会【公式】さんのTwitter(X)アカウント(@Sattetourism)にて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
権現堂公園(権現堂桜堤) アクセスと駐車場
権現堂公園(権現堂桜堤)へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、東武日光線幸手駅より五霞町役場行き朝日バスにて約10分、「権現堂」バス停下車、徒歩5分ほどとなっております。もしくは幸手駅より約2㎞、徒歩にて30分ほどとなっております。
埼玉県幸手市大字内国府間(うちごうま)867付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道幸手インターより約5㎞、車で10分ほどとなっております。
150台ほど駐車可能な無料の大駐車場が完備されており(桜まつり期間中は有料)、駐車場の開門時間は朝8時30分より19時までとなっております(3月・9月は18時まで、冬季は17時まで)。
尚、ひまわり畑につきましては、桜堤を挟みまして駐車場の反対側に位置しておりますのでご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、ソメイヨシノのお花見が有名な権現堂公園(権現堂桜堤)のひまわりの咲く夏の絶景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
桜並木の下は木陰となってはおりますが、ひまわり畑の方は日差しを遮るものがございませんので、帽子や日傘など熱中症対策を行った上でひまわり観賞を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2024.07.02記