リニューアルオープン　誓いの丘公園から望む富士山の絶景　静岡県小山町

2023年12月20日

　静岡県は小山町にあります誓いの丘公園は、遮るものがない雄大な富士山を望むことができます絶景ビュースポットとなっております。長い工事期間を終え、11月にリニューアルオープンをいたしましたので、今回はリニューアル後の誓いの丘公園の風景を中心にご紹介いたします。

誓いの丘公園ってどんなところ？

　静岡県は小山町にあります「誓いの丘公園」は、眼前に迫りくるような雄大な富士山に向かって思わず叫びたくなるような雰囲気であることから、「誓いの丘」と名付けられました。

　目の前に遮るものがなく、眼下には小山町や御殿場市の田園が広がる風景を見てとることができますし、また、足元にはススキが広がり、秋になりますと美しいススキと富士山の共演も楽しむことができるスポットとなっております。

　公園内に設置されております誓いの鐘を鳴らすと幸せが訪れるとも言われており、カップルにも注目されつつあるスポットにもなっておりますとともに、誓いの鐘と並び設置されておりますハートのモニュメントに鍵を掛けてゆくカップルも後を絶たない恋人の聖地となっております。

　誓いの丘公園リニューアル工事に伴いまして、また、工事期間の延長などもあり、長らく公園は閉鎖されておりましたが、去る11月1日（日曜日）よりリニューアルオープンいたしまして、一般入場が可能となりました。

　今回のリニューアルの最大の目玉は、かの隈研吾建築都市設計事務所さんが設計したと言われております、東屋とトイレになろうかと思われます。

　富士山をイメージしたと言われる白い傘の屋根が目を引く東屋で、2つの東屋が寄り添うように公園の中央に設置されております。

　私事となってしまいますが、誓いの丘公園には、リニューアル前より何度となく訪れておりますお気に入りの富士山ビュースポットとなり、特に混み合うことが少なく、ゆっくりと雄大な富士山を眺めていられる環境を好んで事あるごとに足を運んでおりました。

　ただ、ゆっくりと富士山を眺めて居られる環境は素晴らしいものがありましたが、以前は公衆トイレが設置されておらず、ここから近い公衆トイレと言いますと、足柄峠に設置されておりますトイレに向かったものでした。

　今回のリニューアル工事で、トイレが新設されました事は、利便性が高まり非常に嬉しいお知らせとなりますが、トイレの建物も、東屋とデザインが統一された白い建物となっております。

　トイレの入口の表示も可愛らしい表示になっておりました。

　公園の法面（のりめん）の一段低い場所に散策路も整備されておりました。

　広大な公園ではありませんので、「ちょっとした」散策路に過ぎませんが、一段低い場所となり、写真を撮る際に人の写り込みを避けたい場合や、人の気配を感じずに富士山を独り占めしたい場合など、写真を撮影したい場合には、意外とありがたい場所にもなろうかと思われます。

　今回の誓いの丘公園のリニューアルとは関係ないところとなってしまいますが、誓いの丘公園は、実は夕焼けや夜景の美しい公園でもあります。

　日が落ちてゆく方向は、富士山よりも南側の愛鷹山方面となってしまいますが、富士山の南斜面に沿うように赤く色づいてゆく夕暮れ時は、静かで美しい景色を奏でてくれます。

　また、裾野市街地や沼津方面を望みますと、より一層赤く焼けてゆく景色を楽しむことができますし、街中の夜景も美しいところかと思われます。

　ただ、公園の周辺は街灯も少なく暗い山道となりますので、夕焼けや夜景を楽しむ際は、懐中電灯などを携帯していただくと共に、帰路の車の運転にも充分ご注意の程お願い申し上げます。

　誓いの丘公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR御殿場線駿河小山駅より徒歩1時間30分となっておりますので、体力に自信のない方は、駿河小山駅もしくは足柄駅よりタクシーの利用がお勧めとなります。

　静岡県駿東郡小山町竹之下3417-1付近より東へ約2㎞

　自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速足柄スマートインターより車で20分ほどとなります。上記住所より足柄峠方面に向かって県道365号線「金太郎富士見ライン」を進み、県道沿い進行方向右手にあります。

　週末でも比較的空いております穴場的富士山ビュースポットとなり、無料の駐車場も完備しております。

　ただ、駐車場の出入り口の見通しが良くありませんので、駐車場の出入りの際は、車の運転に充分ご注意の程お願い申し上げます。

　また、金太郎富士見ラインにつきましては、1.5車線が中心の山道となりますので対向車にもご注意の程お願い申し上げます。

　今回は、リニューアルの完了いたしました誓いの丘公園の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

　お天気の良い日には、誰にも邪魔されずに眼前に迫る富士山を堪能することのできるスポットとなり、リラックスした雰囲気で眺望を楽しむことができるものと思われます。

　まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2020.12.14記