【花だより】2023年6月15日現在 紫陽花の開花状況 秦野の「あじさい寺」蔵林寺 アクセスと駐車場 神奈川県秦野市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年6月15日に撮影いたしました蔵林寺のあじさいの開花状況をお届けいたします。
蔵林寺 あじさいの開花状況
神奈川県秦野市に位置しております蔵林寺は、曹洞宗の寺院となり、知る人ぞ知る紫陽花の名所となっております。
秦野市内のあじさいの名所と申しますと、約5,000株のあじさいが植栽されております秦野戸川公園が有名なところとなっておりますが、その秦野戸川公園から徒歩10分ほどの場所に蔵林寺は位置しておりますので、戸川公園と併せて訪れたいあじさいスポットになろうかと思われます。
蔵林寺は、室町時代に瑞秀祥禎大和尚によって堀山下の寺屋敷に開かれ、文明年間(応仁の乱がおきた応仁年間の後)に現在の地に移されたと伝えられております。
丹沢の麓の静かな地域に佇む寺院でございますが、あじさいが見頃の時期でも比較的混雑は少なく、静かな雰囲気の中であじさい観賞を楽しむことができるようになっております。
蔵林寺のあじさいにつきましては、株数自体は多くはございませんが、100mほど続く参道沿いと公道沿いにあじさいが植えられており、手入れの良く行き届いた紫陽花の花を楽しむことができるようになっております。
蔵林寺のあじさいの見頃の時期としましては、例年6月中旬から6月下旬頃が見頃の時期となっており、すぐ近くの秦野戸川公園とほぼ同時期に見頃を迎えます。
今回のカタスミ日記は、2023年6月15日に蔵林寺を訪れてみましたので、写真を交えながら、あじさいの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
無料の参拝者用駐車場に車を駐車し、まずは本堂に参拝いたします。
尚、6月30日まで境内の一部で工事が行われておりますので、参拝の際にはご注意の程お願い申し上げます。
境内の一角の一段高い高台の場所は、菩提寺にもなっております江戸時代の領主、米倉丹後守一族の墓地となっております。
蔵林寺の参道のあじさいにつきましては、手入れの行き届いたあじさいが上下2段に植えられており、背景の山並みに映え、青空の日に訪れたいところでございますが、曇天の中での観賞は少々残念なところかと思われます。
こちらは蔵林寺参道の入口。
参道自体は広くはなく、車一台が通ることのできます道幅となっておりますが、参拝者用駐車場は参道の奥となっておりますので、特に初めて訪れます場合にはご注意の程お願い申し上げます。
先程あじさいが上下2段になって植えられております旨お伝えいたしましたが、上段側は広場となっており、ベンチも設置され、あじさい越しに秦野盆地の街並みを望みながら、のんびりとした時間を過ごすことができるようになっております。
上段側から本堂を望みます。
決して大規模なあじさいの名所という訳ではございませんが、静かにあじさい観賞を楽しみたい方にはお勧めのあじさいスポットとなろうかと思われます。
上段側から先程の参道入口方面を望みますとこのような風景となっており、満開のあじさいを楽しむことができるようになっております。
2023年6月15日現在の秦野市の蔵林寺のあじさいの開花状況としましては、満開の開花状況となっており、見頃のピークではないかと思われます状況となっております。
秦野の「あじさい寺」蔵林寺 アクセスと駐車場
蔵林寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線渋沢駅北口より大倉行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約15分、「蔵林寺」バス停下車、すぐとなっております。
神奈川県秦野市堀山下1153付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速秦野中井インターより約10㎞、車で25分ほどとなっております。
無料の参拝者用駐車場が参道の奥に設置されておりますが、参道の道幅が広くはございませんので、車の運転にはくれぐれもご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2023年6月15日現在の蔵林寺のあじさいの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
秦野市内有数のあじさいの名所の秦野戸川公園から徒歩10分ほどの場所に位置しておりますので、秦野戸川公園と蔵林寺をセットであじさい散策を楽しむのも宜しいかと思われます。
2023.06.17記