【花だより】2021年12月10日現在 紅葉の色づき見頃状況 洒水の滝の紅葉 アクセスと駐車場 神奈川県山北町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、神奈川県西部、山北町の山間にひっそりと佇む名瀑、洒水の滝を2021年12月10日に撮影しました紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。
洒水の滝 紅葉の色づき見頃状況
神奈川県西部に位置しております山北町の山間にひっそりと佇む名瀑、洒水の滝は、滝沢川にかかる3段の滝で紅葉の季節には秋の装いを楽しむことのできるスポットとなっております。
洒水の滝は、下流側から「一の滝」、69m、「二の滝」、16m、「三の滝」、29mとなっている高さのある滝となっておりますが、周りの崖の崩落により現在は滝壺は見ることのできない状況となっております。
少し距離のある場所から望むこととはなってしまいますが、非常に美しい滝で、また水量も豊富で力強さも持ち合わせている滝となっております。
その美しさから、「日本の滝百選」、「かながわの未来遺産100」、「かながわの景勝50選」などにも選出されております名瀑となっておりますが、意外と混雑は少なく、マイナスイオンを浴びたい、あるいは紅葉を楽しみたい、また夏場には涼を感じたいと思われている方にはお勧めの滝となっております。
洒水の滝の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月下旬から12月上旬頃が紅葉の見頃となっており、12月10日現在、紅葉は見頃終盤から見頃過ぎとなりつつある色づき状況となっております。
滝沢川に掛かる和合橋からの紅葉風景。
若干色褪せてはおりますが、それほど期待をしていなかっただけに思いのほか美しい紅葉を楽しむことができました。
和合橋の両側に無料の観光用駐車場が設置されており、和合橋の手前のトイレのある舗装された駐車場は数台駐車する事が可能で、橋を渡ってすぐの駐車場は未舗装の駐車場となっております。
こちらは駐車場の脇で見られた紅葉。日が差し込まず周りの陰りの中に浮かび上がるもみじが印象的になっております。
石棺の碑。
遊歩道沿いに鎮座する祠となりますが、何かしらパワーを感じる独特の空気感が漂っております。
「名水百選」にも選ばれております洒水の滝の水汲み場。
滝の手前、遊歩道の傍にございます。
12月10日現在、洒水の滝周辺では遊歩道などの整備工事が行われており、水汲み場より先へは立ち入りが禁止となっております。
水汲み場の前から洒水の滝(一の滝)と朱塗りの橋、滝沢川。
今回は、縦構図が多くなってしまっております。
滝と反対側の下流方向を望みます。
もみじの見頃は過ぎてしまっているようではございますが、赤くなりきれていないのか、黄色い色合いの紅葉となってしまっております。
水汲み場の少し先に崖から流れ落ちる小さな流れがございますが、上方には新しく整備されております遊歩道が見て取れ、遊歩道が完成しますとかなり高い位置から滝を望むことができるのではないかと期待されるところでもございます。
現在は一の滝しか見ることはできず、上流の二の滝、三の滝も望むことができるのではないかと胸を膨らませております。
尚、遊歩道の整備工事につきましては、2020年11月から2022年3月までの工事期間となっており、工事の状況により遊歩道への完全立ち入り禁止の場合もあり滝の見られない日もございます状況となっておりますので、お出掛けになられます場合には関連施設のHPなどでご確認の程お願い申し上げます。
12月10日現在、洒水の滝の紅葉の色づき見頃状況としましては、見頃終盤から見頃過ぎ、色褪せてきている状況となっております。
2022年11月27日現在 最新見頃状況(別ページへリンク)
洒水の滝 アクセスと駐車場
洒水の滝へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR御殿場線山北駅より山北町内循環バスにて、「平山」バス停下車、徒歩15分ほどとなっております。
神奈川県足柄上郡山北町平山1180付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約9.5㎞、車で15分ほどとなっております。
洒水の滝への入口に位置しております和合橋の両側に観光用の無料の駐車場が設置されており、橋の手前の駐車場はトイレのある舗装された駐車場で、橋の奥の駐車場は未舗装の駐車場となっております。
尚、和合橋周辺の道路につきましては、狭い道路となっておりますので、車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、見頃が若干過ぎつつありました神奈川県西部、山北町の洒水の滝の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
2022年11月27日現在 最新見頃状況(別ページへリンク)
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.12.11記