【花だより】2021年7月28日現在 ひまわりの開花状況 雁堤(かりがね堤) アクセスと駐車場 静岡県富士市
季節の花の開花状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、5千株のひまわりが咲き誇る雁堤(かりがね堤)を2021年7月28日に撮影しました開花状況をお届けいたします。
雁堤(かりがね堤) ひまわりの開花状況
富士川の東側に広がる雁堤(かりがね堤)は、江戸時代に河川の治水と新田開発を目的に築堤された全長約2.7㎞にも及ぶ堤で、春には桜、秋には彼岸花やコスモスを楽しむことができる花の名所となっております。
河川から堤の端までは、広大な敷地が広がり、茶畑やみかん畑としても活用されているほか、多目的グラウンドなど市民がスポーツを楽しむことができる施設なども設置されております。
雁堤(かりがね堤)では、地元農家を中心とする有志団体「岩本山とかりがね堤を守る会」のみなさんが、耕作放棄地を利用してひまわりを育ててくれております。
ロケーション的には、岩本山や富士川SAの観覧車を背景に広がるひまわり畑となり、写真愛好家の間で人気のひまわり畑となっております。
また、ひまわりの花の背中側からとなってしまいますが、良く晴れた日には富士山も望むことができるロケーションとなっております。
観覧車狙いで撮影する場合には、100m前後のレンズも持参した方が宜しいかと思われます。
雁堤(かりがね堤)のひまわりは、例年7月下旬から8月上旬頃が見頃の時期となり、7月28日現在、満開で見頃となっております。
やはりひまわりは良く晴れたお天気の日に楽しみたいところではございますが、生憎、時折晴れ間は見えておりましたが、雲の多いお天気となっておりましたので、富士山は望むことができなかったのは、残念なところかと思われます。
雁堤(かりがね堤)のひまわり畑は、約900㎡の畑に5,000本のひまわりが咲き誇っておりますが、密度感のあるひまわり畑となっており、実際は広大という程の広いひまわり畑ではございませんが、密度感からか迫力とスケール感を感じることのできるひまわり畑となっております。
雁堤(かりがね堤)のひまわりは、花径の小さなひまわりも咲いておりますが直径が20㎝ほどのひまわりの花が中心となっております。
ちょうど大人の人の顔の高さくらいの150㎝前後の背丈のひまわりが多くなっております。
ひまわり畑の近くに咲いておりましたコスモスと黄色いひまわり。
雁堤(かりがね堤)のひまわり畑は、周辺道路が狭くなっておりますので、混雑時には時間をずらして再訪するなどもご検討の余地があろうかと思われますが、とにかく密度感の素晴らしいひまわり畑で、規模の割には迫力とスケールを感じることのできるひまわり畑となっております。
7月28日現在、雁堤(かりがね堤)のひまわり畑の開花状況としましては、満開、見頃となっております。
雁堤(かりがね堤) アクセスと駐車場
雁堤(かりがね堤)へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線柚木駅より徒歩10分ほどとなっております。
静岡県富士市松岡1962-3付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速富士インターより約6.5㎞、車で20分ほどとなっております。
尚、上記住所ではナビ設定の際に上手く案内されない場合もございますので、現地で地図を確認しながら向かうことになろうかと思われます。
ひまわり畑の傍に3台停められる無料の駐車場が設置されておりますが、スペースに限りがあることと周辺道路が狭小となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。
具体的には、ひまわり畑は県道396号線富士川橋東側すぐの信号のある交差点(静岡県富士市松岡1814-1付近)から北側に500mほど進んだところの右手に位置しております。
混雑時には、ひまわり畑から200mから300mほど東側の東雁公園(静岡県富士市松岡1048-1付近)から雁スポーツ広場(静岡県富士市松岡1000-36付近)にかけての土手が広くなっておりますので、そちらから徒歩にて移動した方が宜しいかとも思われます。
今回のカタスミ日記は、耕作放棄地を利用したひまわり畑が見頃を迎えております雁堤(かりがね堤)の7月28日現在の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.07.29記