【花だより】2021年9月3日現在 彼岸花の開花状況 西方寺の曼殊沙華(リコリス) アクセスと駐車場 神奈川県横浜市
季節の花の開花状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、一足早く見頃を迎えました西方寺の黄色い彼岸花(リコリス)を2021年9月3日に撮影しました開花状況をお届けいたします。
西方寺 彼岸花の開花状況
横浜市新羽に佇む真言宗の寺院、西方寺では秋になりますと参道に彼岸花が咲き誇り、多くの方で賑わう人気のスポットとなっております。
西方寺では、真っ赤な彼岸花(曼殊沙華)をはじめ、白や黄色、ピンクなどのカラフルな彼岸花(リコリス)を楽しむことのできる寺院となっております。
また、春の彼岸の時期には、早咲きの桜「中日桜」が参道に咲き、趣のある茅葺き屋根の堂塔と共に風情ある風景を奏でてくれる花のお寺となっております。
お盆時期の冷え込みの影響でしょうか、黄色い彼岸花が既に8月末に見頃を迎えたとの噂を聞き、久しぶりに参拝を兼ねて西方寺を訪れてみました。
9月3日現在の西方寺の黄色い彼岸花(リコリス)の開花状況としましては、残念ながらほぼ見頃過ぎの状況となっております。
中には綺麗に咲いている株もちらほらと見かけましたが、全体的にはしょんぼりとした雰囲気となっておりました。
気候の影響かと思われますが、黄色い彼岸花は既に見頃過ぎの状況でしたが、その他の色の彼岸花につきましては、まだ殆ど咲いておらず、カラフルな彼岸花の帯はまだ楽しむことができない状況となっております。
西方寺には江戸時代に建立されたと言われております茅葺き屋根の堂塔があり、ここが大都会横浜である事を忘れさせてくれるような趣のある境内となっております。
横浜市指定文化財の山門。手前にはピンクの彼岸花(リコリス)が少し咲き始めております。
300年ほど前に建立されたと言われる茅葺き屋根の本堂(横浜市指定有形文化財)。
背景の緑が茅葺き屋根にも良く似合い、ここが横浜であることを忘れさせてくれます。
茅葺き屋根の鐘楼堂(横浜市指定文化財)と十一面観音菩薩を祀る観音堂「大悲閣」。
鐘楼堂の足元にも黄色い彼岸花(リコリス)が咲いておりましたが、こちらも見頃終盤から見頃過ぎの状況となっております。
参道から望む茅葺き屋根の山門。
石段の右手には既に見頃を過ぎつつある黄色い彼岸花(リコリス)、左手にはこの後、別の色の彼岸花が咲いてくるものと思われます。
小雨交じりのお天気の一日となりましたが、黄色い彼岸花に停まるアゲハ蝶。
境内で咲き始めておりますピンクの彼岸花。
咲き始めていると言いましても、2、3本ではございましたが。
参道の方にも少数ではございましたが、ピンクの彼岸花が咲き始めて居ります。
黄色の次はピンクの彼岸花が咲いてくるのでしょうか。この後の開花が楽しみになってまいります。
9月3日現在の西方寺の彼岸花の開花状況としましては、黄色い彼岸花(リコリス)は、見頃終盤から見頃過ぎ、ピンクの彼岸花が若干咲き始め、その他の色につきましては、まだ殆ど開花していない状況となっております。
西方寺 アクセスと駐車場
西方寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、横浜市営地下鉄ブルーライン新羽駅より徒歩5分ほどとなっております。
神奈川県横浜市港北区新羽町2586付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、第三京浜港北インターより約2.2㎞、車で6分ほどとなっております。
また参拝者用の無料駐車場には30台ほど駐車可能となっておりますが、特に彼岸花の見頃の時期の週末などは混雑が予想されますので、ご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、参道の彼岸花が美しい西方寺の9月3日現在の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.09.05記