相模原公園のメタセコイア並木の紅葉 フランス式庭園の秋の絶景 2023年見頃時期と色づき見頃状況、アクセスと駐車場 神奈川県相模原市

 フランス式庭園が美しい県立相模原公園。庭園を囲むように植えられておりますメタセコイア並木は、秋になりますと黄葉、その後紅葉してゆきます。映画の撮影なども行われたことのある大変美しい庭園となりますが、相模原公園の魅力はフランス式庭園だけではございません。今回のカタスミ日記は、メタセコイア並木の紅葉風景とその他相模原公園の見どころをご紹介いたします。

 

美しいフランス式庭園のメタセコイア並木の紅葉と相模原公園の見どころ

相模原公園ってどんなところ?

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/10sec 18mm

 神奈川県相模原市に位置しております県立相模原公園は、約26haの広大な敷地を誇ります県立の総合公園となっております。

 広大な敷地の中には、ファミリーに人気の芝生広場や遊具、展望台のほか、エリアごとに異なる雰囲気を楽しむことができる公園となっております。

 中でも、初夏の花菖蒲が有名なところで、「水無月園」では118品種26,000株とも言われます花菖蒲を楽しむことができるようになっております。

 その一方で、秋になりますと園内の各所で、紅葉を楽しむことができ、季節の移ろいを感じることができるようにもなっております。

 また、園内に整備されております大規模なフランス式庭園は幾何学的な美しさが保たれており、その美しさから幾多の映画やドラマの撮影ロケ地として採用されております事も有名なところかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 4/5sec 75mm

 

のんびりとした時間を楽しみたい芝生広場と森の木展望台

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/160sec 18mm

 お子様連れなどのファミリーに人気なのは、公園の中央付近に広がる開放的な芝生広場かと思われます。

 芝生広場を囲むように散策路も整備されており、お散歩を楽しむ方も多く見受けられます。

 芝生広場から東の方を望みますと、フランス式庭園のメタセコイア並木の尖った先端部も確認してとることができます。

 芝生広場の北側部分には、大型遊具なども設置されており、小さなお子様でも楽しむことができる公園にもなっております。

 また、森の木展望台と名付けられた展望台が設置されており、開放的な芝生広場を見渡すことができるようにもなっておりますが、展望台が木をイメージさせてくれるユニークな外観となっており、人気の展望台となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/250sec 31mm

 

サカタのタネグリーンハウスからの絶景眺望

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/6sec 18mm

 相模原公園の東側のエリアは、フランス式庭園を中心としまして、雑木林の雰囲気の中を散策することができるようになっております「こもれびの径」や、熱帯植物の観賞ができますサカタのタネグリーンハウスなども設置されております。

 サカタのタネグリーンハウスにつきましては、有料エリアと無料エリアに分かれており、無料エリアだけでも充分に楽しむことができるようになっております。

 無料エリアは、ホールを中心に、グリーンシアターで自然や緑をテーマにした映像を楽しむことができますほか、2階ではギャラリーなども楽しむことができるようになっておりますが、何と申しましても無料エリア最大の魅力は、「虹の展望室」かと思われます。

 窓越しにはなってしまいますが、展望室からは、眼前に広がるフランス式庭園を一望することができ、絶景を気軽に楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/160sec 18mm

 

グリーンハウス有料エリアの熱帯植物観賞

SIGMA sdQuattroH iso100 F5.6 1/200sec 61mm

 サカタのタネグリーンハウス内の有料エリアにつきましては、熱帯植物を観賞することができます「トロピカルガーデン」とサボテンや多肉植物が展示されております「カクタスガーデン」共通で、入場料は100円となっております。

 温室の熱源としまして、近隣の相模原市南清掃工場のごみ焼却熱を利用し、館内は暖かく保たれており、秋から冬にかけまして、公園を散策した後に少し暖をとりながら熱帯植物を観賞してゆくのもお勧めかと思われます。

 サカタのタネグリーンハウスの開館時間は、朝9時30分から16時30分までとなっており、月曜日が休館日となっております(祝日の場合は翌日)。

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 1/50sec 26mm

 

メタセコイア並木が美しいフランス式庭園のお勧め時間帯

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/15sec 37mm

 相模原公園は、フランス式庭園が美しく、秋になりますとメタセコイア並木の紅葉も楽しむことができるスポットとなっております。

 メタセコイア並木と申しますと、滋賀県高島市のマキノ高原のメタセコイア並木が全国的にも有名なスポットとなっておりますが、関東近辺では埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園や埼玉県川越市の川越水上公園、東京都葛飾区の水元公園などでもメタセコイアの紅葉を楽しむことができるようになっております。

 相模原公園のメタセコイア並木の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月中旬より12月上旬頃が見頃の時期となっております。

2023年12月7日現在 最新見頃状況

 大変美しいメタセコイア並木ではございますが、撮影目的で訪れます場合には、おいしい時間帯は意外と短く限られておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

 人の写り込みをできるだけ避けたいと常日頃より意識しておりますので、筆者が訪れました際も、朝一番の空いている時間帯を狙って訪れました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/15sec 37mm

 これが人の少ない時間帯に撮影しました写真。撮影時刻は、8時47分。

 確かに写り込んでいる人は、少ないかと思われますが、写真右側のメタセコイア並木(東側)が陰っております。

 相模原公園のフランス式庭園は、南北に配置された庭園となっており、それに沿うように両側にメタセコイアが並んでおります。

 メタセコイアの背丈が結構な高さとなりますので、写真に写してみますと、陰りが目立ってしまっております。

 両側の並木に陽が差し込んでいる時間帯に撮影できましたのは、9時31分前後。

 なるべく人の写り込まないタイミングでシャッターを切りますが、やはりそれなりの人出となってまいります時間帯ですので、まったく人が写り込まないタイミングは少々難しい部分もあろうかとも思われます。

 並木の両側に陽が当たっている写真を撮影しました後、こもれびの径を経由しまして庭園の一番北側まで向かい、折り返し今度は庭園内を戻ってくる形で散策を楽しみました。

 庭園南側に設置されておりますモニュメント近くより、北側に向かって撮影しましたのが、以下の写真。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/125sec 22mm

 撮影時刻は、10時16分。

 筆者が撮影しましたこの日につきましては、両側のメタセコイア並木に陽が差し込んでいるベストな時間帯は、9時30分頃から10時頃までであったのかと思われます。

 お勧めの撮影ポイントとしましては、上記の時間帯に、サカタのタネグリーンハウスの前付近からと、モニュメント傍の噴水の付近から北側に向かって撮影するのがお勧めとなろうかと思われます。

 因みに、9時56分に庭園の一番北側の眺望ポイントから撮影しました写真が以下。

 眺めは良いのですが、完全な逆光となってしまっておりますので、撮影メインの場合は、割り切った感覚でポイントを押さえて撮影に望むのが宜しいかと思われます。

 尚、相模原公園のメタセコイア並木の紅葉の色づき見頃状況につきましては、相模原公園Twitterアカウント(@sagamiharapark)にて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/6sec 37mm

 

相模原公園 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/4sec 63mm

 相模原公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR相模線原当麻駅より北里大学行きバスにて5分ほど、「相模原公園前」バス停下車となっております。

 神奈川県相模原市南区下溝3277付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道相模原愛川インターより約4㎞、車で10分ほどとなっております。

 駐車場につきましては、普通車が282台駐車できます中央駐車場が便利かと思われます。

 駐車場開門時間は、朝6時より20時までとなっており、駐車料金は、平日2時間100円(延長料金あり)、土日祝日2時間310円(延長料金あり)となっております。

 公園西駐車場につきましては、朝7時より19時までの開門となり、駐車料金は無料となりますが、フランス式庭園が目的の場合ですと、公園の西側から東側まで随分な距離を歩くことになりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

2023年12月7日現在 最新見頃状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/50sec 61mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、フランス式庭園が美しい相模原公園の見どころと秋の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 メタセコイア並木の紅葉の写真撮影が目的の場合は、事前にロケハンを行うなど現地の確認を行っておいた方が、撮影がスムーズに行うことができるかとも思われます。

 また、相模原麻溝公園も南側に隣接しておりますので、体力に自信のございます方は、併せて散策してみるのも宜しいかと思われます。

2023.11.14記