かりがね堤(雁堤)のひまわり畑 2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 静岡県富士市
夏の花と申しますと、やはり「ひまわり」。全国各地でひまわりの花を楽しむことができますが、富士山の麓、静岡県富士市の松岡地区に位置しております雁堤(かりがね堤)でもひまわり畑に黄色い大輪が咲き誇ります。今回のカタスミ日記は、かりがね堤のひまわり畑の夏の風景をご紹介いたします。
雁堤(かりがね堤)ってどんなところ?
静岡県富士市、富士川の左岸(東側)に広がる雁堤(かりがね堤)は、江戸時代に河川の治水と新田開発を目的に築堤された全長約2.7㎞にも及ぶ堤となっており、春には桜、秋には蕎麦の花や彼岸花、コスモスを楽しむことができます地域に愛される花の名所となっております。
河川から堤の端までは、広大な敷地が広がり、茶畑やみかん畑としても活用されておりますほか、多目的グラウンドなど市民がスポーツを楽しむことができる施設なども設置されております。
因みに余談となってしまいますが、河川におきまして、よく「右岸」、「左岸」という表現が用いられますかと思われますが、かりがね堤は富士川の「左岸」、つまり上流から下流に向かって左手に位置しておりますので「左岸」と呼ぶようになっております。
富士山を望むことができますロケーションで、写真愛好家の間でも人気の撮影スポットとなっておりますが、かりがね堤自体は広く、いまいちフォトスポットが把握しづらい一面もございまして、知る人ぞ知るスポットになろうかと思われます。
雁堤(かりがね堤)のひまわり畑 見頃時期
雁堤(かりがね堤)では、地元農家を中心とする有志団体「岩本山とかりがね堤を守る会」のみなさんが、耕作放棄地を利用してひまわりを育ててくれております。
ロケーション的には、岩本山や富士川SAの観覧車を背景に広がるひまわり畑となっておりますほか、ひまわりの花の背中側からとなってしまいますが、良く晴れた日には富士山も望むことができるロケーションとなっております。
かりがね堤のひまわり畑では、900㎡の畑に約5,000本のひまわりが植えられ、決して大規模なひまわり畑ではございませんが、黄色い大輪が一面に広がる密度感のございますひまわり畑となっております。
かりがね堤のひまわりの見頃の時期としましては、例年7月中旬から8月上旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期には地元の方を中心に多くの方が訪れますひまわり畑となっております。
かりがね堤のひまわりは、花径の小さなひまわりも咲いておりますが直径が20㎝ほどのひまわりの花が中心となり、大人の人の肩ぐらいの高さに大輪を咲かせております。
密度感が素晴らしく規模の割には充実したひまわり観賞を楽しむことのできますひまわり畑で、多くの方が訪れますが、比較的混雑は少なく、のんびり観賞したい方にはお勧めのひまわり畑になろうかと思われます。
尚、かりがね堤のひまわりの開花状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。
雁堤(かりがね堤) アクセスと駐車場
雁堤(かりがね堤)へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線柚木駅より徒歩10分ほどとなっております。
静岡県富士市松岡1962-3付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速富士インターより約6.5㎞、車で20分ほどとなっております。
尚、上記住所ではナビ設定の際に上手く案内されない場合もございますので、現地で地図を確認しながら向かうことになろうかと思われます。
ひまわり畑の傍に数台停められます無料の駐車場が設置されておりますが、スペースに限りがございますことと周辺道路が狭小となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。
具体的には、ひまわり畑は県道396号線富士川橋東側すぐの信号のございます交差点(静岡県富士市松岡1814-1付近)から北側に500mほど進んだところに位置しております。
混雑時には、ひまわり畑から200mから300mほど東側の東雁公園(静岡県富士市松岡1048-1付近)から雁スポーツ広場(静岡県富士市松岡1000-36付近)にかけての土手が広くなっており、みなさんそちらに車を駐車し、そこから徒歩にて移動しておられる方も多く見受けられますので。混雑状況に合わせまして交通の妨げにならないよう臨機応変なご対応をお願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、耕作放棄地を利用したひまわり畑が富士山を背景に広がる雁堤(かりがね堤)のひまわりの咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
この夏は、富士山の麓に広がる黄色い大輪を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2024.06.23記