ふくざわ公園の春めき桜 お花見穴場スポット 2025年見頃時期と開花状況･アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
南足柄市発祥の早咲きの桜「春めき桜」。比較的新しい品種の桜で近年少しずつ注目度が高まってきております春めき桜。今回のカタスミ日記は、南足柄市内の春めき桜の穴場スポットのふくざわ公園の春めき桜の咲く風景をご紹介いたします。
春めき桜ってどんな桜？
神奈川県西部、南足柄市発祥の春めき桜は、2000年（平成12年）3月に品種登録が行われました比較的新しい品種の桜となっております。
もともとは南足柄市内の農家などでお彼岸の頃に咲いておりました桜の枝から、市内の農園経営者が作出し、「卒業式の頃に咲く桜」としまして、近年少しずつ注目度が高まりつつある桜でございます。
カンヒザクラとシナミザクラを親とし、花はぼんぼりのように纏まってボリューミーに咲き、咲き始めは紅く、開花が進むに従い色が淡くなってゆきます色合いの美しい桜で、独特の甘い香りがございますことから、春めき桜をイメージしましたシャンプーや芳香剤なども製品化されております。
春めき桜のお花見スポットとしましては、京都府や熊本県にもございますが、神奈川県西部地域が中心で、代表的なところとしましては南足柄市内の一の堰ハラネ（怒田丘陵）や春木径・幸せ道（狩川沿い）になろうかと思われます。
一の堰ハラネから徒歩15分ほどの場所に位置しておりますふくざわ公園にも春めき桜が植えられており、お花見を楽しむことができるようになっておりますが、混雑が苦手な方にお勧めの穴場お花見スポットになろうかと思われます。
のどかな田園に囲まれておりますふくざわ公園でございますが、秋には金色の稲穂と真っ赤な彼岸花のコントラストが美しい風景を奏で、また公園のすぐ脇の農道は「酔芙蓉農道」と呼ばれ、約1㎞に渡り酔芙蓉が植えられております農道となっており、春の春めき桜と共に、秋の酔芙蓉もお勧めの公園となっております。
ふくざわ公園の春めき桜 見頃時期と桜まつり
ふくざわ公園では、もともと春めき桜を60本ほど植栽したと耳にしたこともございますが、園内に20本、公園の南側に14本、公園から50mほど南側の酔芙蓉農道脇に11本、酔芙蓉農道の最南端に14本で、ふくざわ公園と酔芙蓉農道合わせて約60本となっております。
酔芙蓉農道南端の春めき桜の並木周辺から西側を望みますと一の堰ハラネも見えておりますので、併せてお花見散策を楽しむのも宜しいかと思われます。
ふくざわ公園の春めき桜の見頃の時期としましては、例年3月中旬頃が見頃の時期となっておりますが、見頃の時期でも比較的混雑の少ない穴場的スポットとなっております。
以前は春めき桜の見頃の時期に合わせまして、3月中旬に「なばな・春めき桜まつり」を開催し、臨時駐車場の設置や地元産農産物などの販売など行っておりましたが、コロナ禍以降は開催が見送られております状況となっております。
尚、南足柄市内の春めき桜の各スポットの開花状況につきましては、南足柄市観光協会さん運営の「やっほう！あしがら」HP内にて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
ふくざわ公園 アクセスと駐車場
ふくざわ公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山駅よりバスにて約10分、「まました」バス停下車、徒歩20分ほどとなっております。
神奈川県南足柄市千津島1845付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約5.8㎞、車で10分ほどとなっております。
桜まつり開催期間中につきましては、ふくざわ公園近くに無料の臨時駐車場が設置され、「道の駅足柄・金太郎のふるさと」の前の道を北側（山北方面）へ約2.3㎞進みました道路沿いに設置されます（足柄観光バスさん南隣の空き地）が、基本的には駐車場の無い公園となっておりますので、お出掛け前に臨時駐車場の有無の最新情報をご確認の上お出掛けになっていただきますようお願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、春めき桜の穴場スポットの南足柄市ふくざわ公園の春の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
基本的には駐車場の無い公園となっておりますので、路上駐車はお控えいただきますようお願い申し上げます。
2024.10.07記