「酔芙蓉まつり」ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道 2024年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
季節の移り変わりは早いもので、朝晩は涼しく感じられます日も増えてまいりました。南足柄市の酔芙蓉農道では酔芙蓉が咲き競う季節となってまいります。今回のカタスミ日記は、長閑な田園地域の酔芙蓉の咲く秋の風景をご紹介いたします。
南足柄市 酔芙蓉農道ってどんなところ?
神奈川県南足柄市に位置しております酔芙蓉農道は、ふくざわ公園脇の約1㎞続く未舗装の農道となっております。
一見どこにでもございます長閑な田園地帯の何の変哲もない農道でございますが、農道に沿って酔芙蓉が約700本、芙蓉が約100本植えられており、「酔芙蓉農道」と呼ばれ親しまれております。
酔芙蓉農道のございます千津島や怒田丘陵の一帯は、春には南足柄市原産の早咲きの桜、「春めき桜」を楽しむことができますエリアとなり、酔芙蓉農道の南端やふくざわ公園などでも春めき桜が植えられており、知る人ぞ知る春めき桜のお花見スポットとなっております。
酔芙蓉農道の酔芙蓉の見頃時期と「酔芙蓉まつり」
さて、その様な酔芙蓉農道でございますが、そもそも「酔芙蓉」の花とはどのような花なのか、ご存じない方も多いかと思われますので簡単にご説明しておきたいと思います。
酔芙蓉は、八重の大型の花を咲かせ、朝に花開き、夜には枯れてしまう一日花となっておりますが、次々に花を咲かせます事から比較的長い期間に渡り花を楽しむことができるようになっております。
中でも特徴的なのは、花が朝は白く、時間と共に色づいてゆき、夕方にはピンク色に染まる事で、その様子が酔っぱらいのように色づいてまいります事から、「酔芙蓉」と名付けられた花となっております。
ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉の見頃の時期としましては、例年9月中旬から10月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして「酔芙蓉まつり」も開催されます。
2024年の酔芙蓉まつりの開催期間としましては、9月21日(土曜日)、22日(日曜日)、23日(月祝日)、26日(木曜日)、28日(土曜日)、29日(日曜日)の10時より15時までの開催期間となっており、期間中は無料臨時駐車場の設置や、週末を中心に地元特産品の販売などが行われる予定となっております。
尚、酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況につきましては、南足柄市観光協会さん運営のHP「やっほう!あしがら」内の「花紀行」のコーナーにて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
筆者の経験則では、酔芙蓉の見頃のピークは10月上旬頃かと思われ、稲刈りのされた田んぼが秋を感じさせてくれる風景を楽しむことができるようになっております。
また逆に少し早めの9月後半は、田んぼの畔に咲く真っ赤な彼岸花も美しく、そちらも見逃しがたい初秋の風景になろうかと思われます。
ふくざわ公園脇の「酔芙蓉農道」 アクセスと駐車場
ふくざわ公園脇(東側)の酔芙蓉農道へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山駅よりバスにて約10分、「まました」バス停下車、徒歩20分ほどとなっております。
神奈川県南足柄市千津島1845付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約5.8㎞、車で10分ほどとなっております。
平時は駐車場はございませんが、例年、酔芙蓉の見頃の時期には、ふくざわ公園近くに無料の臨時駐車場が設置され、「道の駅足柄・金太郎のふるさと」の前の道を北側(山北方面)へ約2.3㎞進みました道路沿いに設置されております(足柄観光バスさん南隣の空き地)。
終わりに
今回のカタスミ日記は、ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉の咲く秋の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
午前と午後で花の色が変化してまいりますので、時間を変えて二度、三度と訪れたいスポットになろうかと思われます。
2024.09.21記