大雄山最乗寺のあじさい「天狗の小径」2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
神奈川県西部、南足柄市の山間に佇む大雄山最乗寺。パワースポットとしましても有名な寺院で、年間を通して多くの参拝客が訪れます寺院でございますが、梅雨時には約1万株のあじさいが参道を彩ってまいります。今回のカタスミ日記は、大雄山最乗寺のあじさいの咲く風景をご紹介いたします。
大雄山最乗寺ってどんな寺院?
神奈川県南足柄市に位置しております大雄山最乗寺は、曹洞宗の寺院で、室町時代の應永元年の開創と言われ、600余年の歴史のある寺院となっております。
釈迦牟尼仏をご本尊としておりますが、最乗寺では天狗様もお寺の守護神として祀られており、境内には天狗の像や高下駄などもたくさん奉納・設置されております。
天狗にまつわるパワースポットとしまして有名なところとなっておりますが、もともとは、最乗寺を建立しました了庵慧明禅師の弟子であった道了尊者が、禅師が亡くなられた翌日にお寺と信者を守る天狗に変身したとの逸話に因むものと言われております。
最乗寺には、本堂のほか、洗心の滝、奥の院、坐禅石など多数のパワースポットが存在しておりますが、参拝の度に筆者が一番パワーを感じますスポットは、結界門となります。
特に新緑の時期の美しさは格別のものがございまして、新緑の爽やかな心地良さとパワースポット特有の凛とした空気感はここでしか味わうことのできないものでなかろうかと思われます。
また、大雄山最乗寺は紅葉の名所としましても有名な寺院となっており、瑠璃門前の大紅葉をはじめ、境内を真っ赤に染める紅葉も一見の価値のございますものでなかろうかと思われます。
大雄山最乗寺 あじさいの見頃時期
大雄山最乗寺では、仁王門から境内までの約3㎞の参道沿いに10,000株とも言われております紫陽花が植栽されております。
株数の割には花付きがそれ程良いという印象はございませんが、見頃の時期には参道をしっとりと彩ってまいります。
参道の車道側を中心に植えられておりますので、基本的には車窓からの観賞となろうかと思われますが、カーブの多い参道となっておりますので路上駐車等は控えていただいた方が宜しいかと思われます。
また、車道とともに「天狗の小径」と呼ばれるハイキング道も整備されており、仁王門から境内まで徒歩にて向かうこともできるようになっております。
冒頭の写真の仁王門周辺もあじさいの大きな見どころとなっておりますが、仁王門周辺には駐車場がございませんので、自家用車にて訪れます場合には、境内傍の無料駐車場に駐車し、仁王門までバスで向かうか、ハイキング道を徒歩にて向かうかになろうかと思われますので、ご注意の程お願い申し上げます。
大雄山最乗寺のあじさいの見頃の時期としましては、例年6月中旬から7月上旬頃が見頃の時期となっており、神奈川県西部の紫陽花の名所、開成町あじさいの里よりも若干開花が遅い印象の時期となろうかと思われます。
尚、大雄山最乗寺のあじさいの開花状況につきましては、大雄山最乗寺さんの公式HP内の「お知らせ」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
大雄山最乗寺 アクセスと駐車場
大雄山最乗寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山線大雄山駅よりバスにて10分ほど、「道了尊」バス停下車後、徒歩にて参道を進み、境内に向かいます。
尚、仁王門へは「仁王門」バス停が最寄りのバス停となりますので、ご注意の程お願い申し上げます。
神奈川県南足柄市大雄町1157付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより車で30分ほどとなっております。
参拝者用の無料の大駐車場が設置されておりますので、自家用車にてのアクセスが便利かと思われますが、駐車場の入口付近の道路が非常に狭くなっておりますので、車の運転にはくれぐれもご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、大雄山最乗寺の参道をしっとりと彩るあじさいの咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでいたでしょうか。
時間をかけてゆっくりとあじさい散策を楽しみたいところかと思われます。
2024.06.08記