【花だより】2023年5月5日現在 もみじの開花状況 紅葉の名所「信州のもみじ寺」の新緑ともみじの花 アクセスと駐車場 長野県茅野市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年5月5日現在の長円寺のもみじの花の開花状況をお届けいたします。
「信州のもみじ寺」長円寺の青もみじとモミジの花 見頃状況
「んっ?もみじの花?」と思われた方もいらっしゃるかと思われますが、筆者も初めて知った話でございますが、もみじには花が咲くようでございます。
写真に写っております小さな赤いものがモミジの花となり、本当に小さく近づいてみてみないと咲いているのかも解らないような可愛らしい花となっておりますが、関東平野部などでは、4月頃に花が咲くと言われております。
お花見をするほどの華やかな花ではございませんので、もみじの新緑を楽しむ際に、併せて楽しむのが宜しいかと思われますが、長円寺では、5月5日現在、もみじの花が見頃の開花状況となっております。
長野県茅野市に位置しております長円寺は、SNSの影響で近年では「信州のもみじ寺」としましてすっかり有名な紅葉の名所となってしまいましたが、紅葉の名所であるという事は、裏を返しますと新緑の美しい場所でもあるということになろうかと思われます。
長円寺(長圓寺)は、真言宗の寺院で、1649年の江戸時代中期に創建されました歴史ある寺院となっており、以前より地元の方を中心にもみじ寺としまして親しまれてきた寺院となっております。
こちらのアングルを撮影しようと、紅葉シーズンには大変混雑いたします長円寺の幻想的なモミジと杉の参道でございますが、紅葉シーズン以外は実に静かな境内となっており、寺院特有の空気感を静かに楽しむことができるかと思われます。
参道を進み、振り返りますとこの様な風景となっており、のどかな田園地帯の風景も楽しむことができるようになっております。
長円寺では、観音池を囲むように百体観音の石仏が並び、すべてお参りしますと西国三十三番観音霊場、坂東三十三観音霊場、秩父三十四観音霊場の日本三大霊場巡礼と同じ功徳が得られると言われております。
青もみじと鐘楼門。
鐘楼門は、「鐘撞き堂」とも呼ばれ、鐘の吊るされております2階に自由に上がることもでき、もみじを上から観賞することもできるようになっております。
こちらは鐘楼門から、先ほどの参道を見下ろしたもの。
新緑が美しい参道となっております。
今回は、ゴールデンウィークの信州放浪の際に、長円寺に久しぶりに立ち寄り参拝させていただきましたが、静かで青もみじの美しい境内となっており、2023年5月5日現在の長円寺のもみじの花の開花状況としましては、見応えはございませんが見頃の開花状況、もみじの新緑につきましても美しい青もみじを楽しむことができます状況となっております。
「信州のもみじ寺」長円寺 アクセスと駐車場
長円寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR中央本線茅野駅より美濃戸口行きバスにて約20分、「長円寺下」バス停下車、徒歩1分ほどとなっております。
長野県茅野市玉川穴山11373付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道諏訪インターより約8.4㎞、車で15分ほどとなっております。
10台ほど駐車できます無料の参拝者用駐車場が参道のすぐ傍にございますが、紅葉シーズンは混雑が予想されますので、現地の係員の誘導に従っていただきますようお願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2023年5月5日現在の「信州のもみじ寺」長円寺のもみじの花の開花状況と青もみじの色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
紅葉シーズン以外は、静かな雰囲気の中でゆったりと参拝することのできる寺院になろうかと思われます。
2023.05.14記