熱海梅園の紅葉「熱海梅園もみじまつり」 2023年見頃時期と色づき見頃状況、アクセスと駐車場 静岡県熱海市

 「日本一早咲きの梅園」と言われております熱海梅園では、「日本一遅い紅葉」も楽しむことができるようになっております。今回のカタスミ日記は、熱海梅園の晩秋の紅葉風景をご紹介いたします。

 

熱海梅園ってどんなところ?

SIGMA sdQuattroH iso125 F13 4/5sec 28mm

 静岡県熱海市に位置しております熱海梅園は、もともとは明治初期に医祖長与専斎が「国民の健康の元をつくるには温泉と自然に親しむことが第一」と提唱し、それに応える形で1886年(明治19年)に開園しました梅園となり、当時は約2.5haの山林を開いて、梅や桜、桃、松など約3千本を植えたことが始まりと言われております。

 現在では、初川を挟み約4.4haまで広がり、樹齢100年を超える梅の古木をはじめ、早咲きから遅咲きまで長い期間に渡り梅の花を楽しむことができる梅園となっておりますほか、秋には紅葉も楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/15sec 147mm

 

「熱海梅園もみじまつり」熱海梅園の紅葉 見頃時期

SIGMA sdQuattroH iso125 F10 1/8sec 33mm

 日本で最も遅い紅葉と言われております熱海梅園では、約380本のカエデ類を楽しむことができ、初川に架かります「梅園五橋」を中心に紅葉を楽しむことができるようになっております。

 因みに、「梅園五橋」とは、下流から「漸佳(ざんか)」、「迎月(げいげつ)」、「雙眉(そうび)」、「香浮(こうふ)」、「駐杖(ちゅうじょう)」の五つの橋の事となっております。

 本数こそは380本とそれほどの規模ではございませんが、初川に架かる五橋と色鮮やかな紅葉のコントラストが美しく、箱庭的な美しさを楽しむことができる紅葉スポットとなっております。

 熱海梅園の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月下旬から12月上旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして「もみじまつり」も開催されております。

 2023年の「熱海梅園もみじまつり」の開催期間としましては、11月11日(土曜日)から12月3日(日曜日)までの開催期間となっており、まつり期間中は16時30分より21時まで紅葉ライトアップが行われますほか、週末を中心に甘酒無料サービスやジャズ演奏など各種イベントも実施される予定となっております。

 尚、熱海梅園の紅葉の色づき見頃状況につきましては、熱海市観光協会さん運営のHP「あたみニュース」内の「第37回熱海梅園もみじまつり(2023)」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso125 F9 1/5sec 33mm

 

熱海梅園 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F13 4/5sec 63mm

 熱海梅園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR伊東線来宮駅より徒歩にて10分ほど(約600m)、もしくはJR東海道本線熱海駅より相の原団地行き伊豆箱根バスにて約15分、「梅園」バス停下車、すぐとなっております。

 静岡県熱海市梅園町8-11付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス石橋インターより約25㎞、車で40分ほどとなっております。

 梅園前駐車場が道路を挟みまして向かい側に設置され、もみじまつり期間中は駐車料金300円となっております(梅まつり期間中は600円)。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/20sec 89mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、晩秋に秋を惜しみつつ紅葉を楽しむことができます熱海梅園の紅葉風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 今年は紅葉を見逃したという方にもお勧めの紅葉スポットとなっておりますので、熱海市内観光と併せて楽しみたいところかと思われます。

2023.11.25記