赤そばの里のピンクの絨毯の絶景!「赤そばの里祭り」2024年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 長野県箕輪町
お彼岸の頃を迎えますと、各地で真っ赤な彼岸花が咲き始め、秋の気配を感じさせてくれる季節となります。ちょうど同じ頃、一面にピンクの花を咲かせる赤そばの里の「高嶺ルビー」の花も見頃を迎える時期となります。今回のカタスミ日記は、ピンクの絨毯が一面に広がります「赤そばの里」の絶景をご紹介いたします。
赤そばの里のピンクの絶景
長野県箕輪町の高台にひっそりと佇む赤そばの里。
そばの花と申しますと、可憐な白い花が一面に咲き誇るイメージで、勿論そば処信州でも、開田高原や安曇野など各地で白い花を咲かせるそば畑を見かけることも多いかと思われます。
しかしながら、その信州の中にあって箕輪町では、日本では珍しい赤い花を咲かせる赤そばが育てられております。
花が咲く時期になりますと、一面にピンクの絨毯が広がり、なんともメルヘンチックな美しい風景を奏でてくれます。
赤そばの里で栽培されております赤い花をつけるそばは、もともとはヒマラヤ原産で、標高3,800mのところから持ち帰り、日本で品種改良を重ねた「高嶺ルビー2011」と命名された品種になっております。
赤そばは、主に観賞用として育てられておりますが、食することもでき、普通のそばよりもコシが強く、野性味があり癖が少しあるとも言われております。
赤そばの里は、標高900m付近に位置しており、駐車場より山道を15分ほど歩いてゆきますと、突然開けた視界に約4.2haのピンクの絨毯の絶景が飛び込んでまいります。
全体的になだらかな斜面となっておりますので、一番高いところ、もしくは一番低いところから眺めますと畑全体を見渡すことができ、息をのむ美しさを楽しむことができるようになっております。
また、高台に位置しておりますので、伊那谷越しに遠く仙丈ヶ岳、間ノ岳、濃鳥岳などの南アルプスの山々を望むこともでき、ロケーション的な眺望も素晴らしいものがあろうかと思われます。
赤そばの里 赤そばの花の見頃時期と「赤そばの里祭り」
赤そばの里の赤そばの花の見頃の時期としましては、その年の気候にも左右されますが、例年9月下旬から10月上旬頃が見頃の時期となっております。
見頃の時期に合わせまして、「赤そばの里祭り」が開催され、数量限定で赤そばが食べられるお店が出店したり、地元農産物の直売所なども出店され、多くの方で賑わうイベントとなっております。
2024年の「赤そばの里祭り」の開催期間としましては、9月21日(土曜日)より10月13日(日曜日)の開催期間となっております。
駐車場無料、入場無料(協力金あり)でございますので、秋の絶景を是非楽しみたいところかと思われます。
尚、赤そばの花の開花状況につきましては、箕輪町と箕輪町観光協会さん運営のHP「箕輪を知りたい人のためのwebマガジン「箕輪 organic days」」内の「お知らせ」のコーナーにて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
赤そばの里 アクセスと駐車場
赤そばの里へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR飯田線伊那松島駅よりタクシーで15分ほど、そこから遊歩道(農道)を徒歩にて更に15分ほどとなっております。
長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪6597付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道伊北インターより約6㎞、車で10分ほどで駐車場、上記住所付近の無料駐車場(90台)より遊歩道(農道)を徒歩にて更に15分ほどとなっております。
上記住所付近に無料の臨時駐車場が設けられ、付近には赤そばの里への案内板が設置されますので、迷うことはないとは思われますが、駐車場付近は車の入れ違いも困難な狭い道路の区間もございますので、現地の誘導に従っていただきますようお願い申し上げます(見頃の混雑時期には、一方通行の誘導が行われる場合がございます)。
終わりに
今回のカタスミ日記は、長野県箕輪町の赤そばの里のピンクの絶景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
何ともメルヘンチックなピンクの絶景でございますが、青空とのコントラストが美しいロケーションとなりますので、良く晴れたお天気の日にお出掛けしたいところかと思われます。
2024.08.29記