【花だより】2025年11月30日現在 もみじの色づき見頃状況 松永記念館の紅葉 アクセスと駐車場 神奈川県小田原市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2025年11月30日現在の松永記念館の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。

 

松永記念館 紅葉の色づき見頃状況

Canon EOS7D iso250 F6.3 1/250sec 21mm

 神奈川県小田原市に位置しております松永記念館は、「電力王」と呼ばれました実業家の松永安左ヱ門(耳庵)が、1946年(昭和21年)に小田原市に移住後、自宅の敷地内に開設いたしました古美術品を一般に公開しておりました施設となり、後に土地建物を小田原市に寄贈した施設となっております。

 現在では、小田原市郷土文化館の分館という扱いとなっており、本館・別館展示室にて企画展や特別展が開設されております。

 また、国登録有形文化財にも指定されております安左ヱ門の居宅「老欅荘」や同じく登録有形文化財の野崎廣太(幻庵)(三越の社長などを歴任)の茶室を移築しました「葉雨庵(よううあん)」など見どころの多い施設となっております。

 松永記念館の紅葉につきましては、決して大規模なものではございませんが、箱庭的な美しさの紅葉風景を楽しむことができ、所狭しと色づく真っ赤なもみじと歴史的建造物の共演を楽しむことができるようになっております。

 松永記念館の紅葉の見頃の時期としましては、例年12月上旬頃が見頃の時期となっており、関東近辺では紅葉シーズン終盤の時期に見頃となりますので、今年は紅葉を見逃したという方にもお勧めの紅葉スポットになろうかと思われます。

 今回のカタスミ日記は、2025年11月30日に松永記念館を訪れてみましたので、写真を交えながら、紅葉の色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。

Canon EOS7D iso100 F6.3 1/125sec 18mm

 先ずは付属の無料駐車場に車を駐車し、本館展示室前の庭園に向かいます。

 白壁が印象的な本館展示室の前の庭園ではもみじが赤く色付き見頃を迎えております。

Canon EOS7D iso250 F6.3 1/100sec 30mm

 庭園を散策しました後は、本館の裏手の老欅荘に向かいます。

 本館の裏手から老欅荘に続く階段では、モミジのトンネルの下を歩くこととなり、紅葉の大きな見どころとなっております。

Canon EOS7D iso200 F6.3 1/125sec 27mm

 老欅荘の庭に続く門。

 以前は老欅荘の庭にも立ち入ることができましたが、現在は封鎖されており、庭には立ち入ることができないようになっております。

Canon EOS7D iso200 F6.3 1/125sec 18mm

 老欅荘の周りにはたくさんのもみじが植えられており、赤く染まったもみじの下は絶好の記念撮影スポットとなっております。

Canon EOS7D iso200 F6.3 1/80sec 43mm

 茶会などのイベントで使用されていない日には老欅荘の内部も見学することができ、窓越しに真っ赤なもみじを楽しむこともできるようになっております。

Canon EOS7D iso200 F6.3 1/640sec 49mm

 2025年11月30日現在の松永記念館の紅葉の色づき見頃状況としましては、全体的に赤く色づきてまいりまして、見頃の色づき状況、歴史的建造物と共に趣のございます紅葉風景を楽しむことができる状況となっております。

 

松永記念館 クセスと駐車場

Canon EOS7D iso200 F6.3 1/60sec 23mm

 松永記念館へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、箱根登山電車箱根登山線箱根板橋駅より徒歩にて10分ほどとなっております。

 神奈川県小田原市板橋941-1付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス早川インターより約1.3㎞、車で5分ほどとなっております。

 開館時間は、朝9時より17時(最終入館16時30分)までとなっており、年末年始(12月28日~1月3日)は休館日となっておりますのでご注意の程お願い申し上げます。

 駐車場につきましては、正門前に20台ほど駐車可能な無料の駐車場が設置されておりますが、記念館付近のアクセス道が住宅地の中の狭い道路となっておりますので、車の運転には充分ご注意の程お願い申し上げます。

 今回のカタスミ日記は、2025年11月30日現在の松永記念館の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 趣のございます紅葉スポットで、静かに紅葉を楽しみたい方にはお勧めの紅葉スポットになろうかと思われます。

2025.12.04記

フランスで125年以上、愛されてきたブランド【Louis Faglin】