香嵐渓もみじまつり 東海随一の紅葉の名所 2024年見頃時期と色づき状況・アクセスと駐車場 愛知県豊田市
東海地方有数の紅葉の名所「香嵐渓」。飯盛山と渓谷を4,000本のもみじが彩って行きます。今回のカタスミ日記は、香嵐渓の秋の紅葉風景をご紹介いたします。
香嵐渓ってどんなところ?
愛知県豊田市に位置しております香嵐渓は、矢作川の支流の巴川の渓谷で、紅葉の名所としまして知られる渓谷となっております。
春にはカタクリの群生も見られます地域でございますが、やはり秋のもみじの紅葉が有名で、紅葉が見頃の時期には紅葉狩りを楽しむ方で賑わう人気のスポットとなっております。
香嵐渓のもみじは、もともとは香積寺11世の三栄和尚が1634年(寛永11年)の江戸時代に境内と参道に植樹したのが始まりと伝えられ、永らく「香積寺のもみじ」と呼ばれ親しまれてきた紅葉の名所となっております。
その後、地域ボランティアの方を中心にしまして、巴川沿いと飯盛山にもみじの大植樹を行い、現在では約4,000本のもみじを楽しむことができるようになっております。
因みに、「香嵐渓」という名前につきましては、香積寺の「香」と巴川を渡る爽涼とした嵐気の「嵐」から、大阪毎日新聞本山彦一社長が1930年(昭和5年)に名付けたものと言われております。
香嵐渓 紅葉の見頃時期と「もみじまつり」
約4,000本のもみじが植えられております香嵐渓でございますが、イロハカエデ、ヤマモミジ、オオモミジ、コハウチワカエデなど11種類のカエデ類を楽しむことができるようになっております。
香嵐渓のもみじの紅葉の見頃の時期としましては、例年11月中旬から11月下旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして「もみじまつり」も開催されております。
2024年の「香嵐渓もみじまつり」の開催期間としましては、11月1日(金曜日)から11月30日(土曜日)までの開催期間となっており、まつり期間中は日没より21時まで紅葉ライトアップが行われますほか、三州足助太鼓の実演やダンスパフォーマンス、猿まわしなどの各種イベント、露店の出店などが予定されております。
尚、香嵐渓の紅葉の色づき見頃状況につきましては、豊田市足助観光協会さんHP内の「もみじの色づき状況」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
香嵐渓 アクセスと駐車場
香嵐渓へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、名鉄三河線・豊田線豊田市駅より足助行き名鉄バス矢並線にて約40分、「香嵐渓」バス停下車、すぐとなっております。
愛知県豊田市足助町飯盛26付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東海環状道豊田勘八インターより約13㎞、車で20分ほどとなっておりますが、紅葉が見頃の時期の週末などは渋滞が予想されますので、お時間に余裕をもってお出掛けになっていただきますようお願い申し上げます。
駐車場につきましては、数か所設置され、11月につきましては普通車1回1,000円となっております(通常時は500円)。
終わりに
今回のカタスミ日記は、香嵐渓の色づく紅葉風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
週末には渋滞も発生いたします愛知県内有数の紅葉スポットとなっておりますので、お時間に余裕をもってお出掛けになっていただきますようお願い申し上げます。
2024.09.15記