【花だより】2024年8月1日現在 ユウスゲの開花状況 奥石廊ユウスゲ公園の夕景 アクセスと駐車場 静岡県南伊豆町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年8月1日に撮影いたしましたユウスゲ公園のユウスゲの開花状況をお届けいたします。
奥石廊ユウスゲ公園 ユウスゲの開花状況
静岡県南伊豆町に位置しておりますユウスゲ公園は、その名の通りユウスゲが自生する公園となっております。
ユウスゲは、夕方から黄色い花を咲かせ、翌日の午前中にはしぼんでしまう一日花でございますが、1株に数輪の花を咲かせ、主に草原や湿原に群生し、関東近県では、ユウスゲ公園のほかには群馬県の榛名公園沼ノ原の「ゆうすげの道」などが有名な群生地となっております。
背丈や容姿などニッコウキスゲにも似たところもございますが、ニッコウキスゲほどオレンジ色が強くなく、レモン色の爽やかな色合いの花を咲かせます。
ユウスゲ(夕菅)はその色合いから、「キスゲ(黄菅)」の別名で呼ばれることもございます。
ユウスゲ公園のユウスゲの見頃の時期としましては、例年7月下旬から8月上旬頃が見頃の時期となっており、暑さの厳しい季節でございますが、夕方から咲き始めますので、夕涼みがてらユウスゲの花を観賞できるかと思われます。
今回のカタスミ日記は、2024年8月1日にユウスゲ公園を訪れてみましたので、写真を交えながら、ユウスゲの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
ユウスゲ公園の袂に5台ほど停められます無料駐車場が設置され、目の前には美しい海岸線が広がります。
生憎の曇天の夕方でございましたので、海の色が黒ずんでしまっておりますが、お天気の良い日には伊豆半島屈指の透明度を誇りますヒリゾ浜も望むことができるエリアとなっております。
ユウスゲ公園は、海岸沿いの丘の上に整備されました公園で、遊歩道の上下の斜面にユウスゲが群生しております。
こちらは、遊歩道の下側のユウスゲ。
遊歩道の下側の斜面のユウスゲの群生につきましては、遊歩道からは限られたアングルでしか確認できず、遊歩道の上側の斜面の方が観賞がしやすいかと思われます。
遊歩道の上側の斜面には、満遍なくユウスゲが群生し、遊歩道のすぐ近くにも花が咲いておりますので、間近にユウスゲの花を楽しむことができるかと思われます。
遊歩道を昇り切りますと、ベンチとモニュメントが設置され、美しい海を眺めながらのんびりとした時間を過ごすことができるようになっております。
2024年8月1日現在のユウスゲ公園のユウスゲの開花状況としましては、満遍なく花を咲かせており、見頃の開花状況が続いている状況となっております。
奥石廊ユウスゲ公園 アクセスと駐車場
奥石廊ユウスゲ公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆急下田駅よりバスにて約60分、「愛逢岬」バス停下車、徒歩5分ほどとなっておりますが、バスの本数が少ないようでございますので、事前にバスの時刻を確認した上で現地に向かっていただきますようお願い申し上げます。
静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約100㎞、車で2時間30分ほどとなっております。
住所としましては詳しい番地など設定されておらず、ナビ設定の際は、あいあい岬「south point」さん(静岡県賀茂郡南伊豆町入間1839-1付近)をナビ設定しますと、そこから200mほどとなっております。
ユウスゲ公園の入口付近に普通車が4台から5台ほど停められます無料の駐車場が設置されておりますが、満車の際は、広い愛逢岬の駐車場を利用し、徒歩にて向かうこともできるようになっております。
今回のカタスミ日記は、2024年8月1日現在のユウスゲ公園のユウスゲの咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
伊豆半島の南端に位地し、風の強い日が多いエリアでございますので、風のない穏やかなお天気の日に訪れたいところかと思われます。
2024.08.04記