【花だより】2023年9月25日現在 彼岸花の開花状況 かりがね堤(雁堤)の曼殊沙華 アクセスと駐車場 静岡県富士市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年9月25日に撮影いたしましたかりがね堤(雁堤)の彼岸花の開花状況をお届けいたします。
かりがね堤 彼岸花の開花状況
静岡県富士市に位置しておりますかりがね堤(雁堤)は、江戸時代に河川の治水と新田開発を目的に築堤されました全長約2.7㎞の堤となりますが、その形状が雁が連なって飛ぶ形に似ていますことからその様に名付けられた堤となっております。
かりがね堤では、河川から堤の端までは、広大な敷地が広がり、茶畑やみかん畑としても活用されておりますほか、多目的グラウンドなど市民がスポーツを楽しむことができる施設なども設置されております。
また、花の名所としても知られ、春の桜や秋の彼岸花、コスモスなど四季折々の花木も楽しむことができるスポットとなっております。
かりがね堤の彼岸花の見頃の時期としましては、例年9月中旬から9月下旬頃が見頃の時期となっており、地域の方を中心に知る人ぞ知る彼岸花スポットとなっております。
かりがね堤では、堤全体に渡りまして彼岸花が点在し、秋には真っ赤な彼岸花を楽しむことができますが、特に東側の堤の斜面で群生を楽しむことができるようになっております。
今回のカタスミ日記は、2023年9月25日にかりがね堤を訪れてみましたので、写真を交えながら、彼岸花の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
堤の上からももちろん彼岸花を見渡すことはできますが、堤のすぐ傍まで住宅地が迫ってきておりますので、特に撮影を行います際には、堤から下に降りてゆくことのできます坂道で彼岸花を楽しむことになろうかと思われます。
こちらは坂道の下から堤を見上げるように撮影。
かつては堤の斜面一面を埋め尽くすように真っ赤な彼岸花が咲いておりましたが、現在はその頃の隆盛はなく、少々まだらな状態となってしまっておりますのは、残念なところかと思われます。
今年は猛暑により各地で彼岸花の開花が遅れておりますニュースが聞こえてまいりますが、9月も終盤でございますが、いつになりましたら暑さが和らいでくれますのか、気になりますところでございます。
かりがね堤では、コスモスも植えられており、9月25日現在では、まだ咲き始めの状況ではございますが、10月中旬頃には見頃を迎えるのではないかと思われます。
また、かりがね堤と申しますと、夏のひまわり畑を思い浮かべます方も多いのではないかと思われますが、その畑で秋にはソバの花も楽しむことができるようになっております。
9月25日現在、かりがね堤のソバの花は蕾、もしくは若干咲き始めてきております開花状況となっており、見頃となります10月上旬から10月中旬頃が期待されますところかと思われます。
2023年9月25日現在のかりがね堤の彼岸花の開花状況としましては、エリアによりまして開花状況に差はございますが、ピークは越えてはいるようでございますが概ね見頃、もしくは見頃後半の状況になろうかと思われます。
雁堤(かりがね堤) アクセスと駐車場
雁堤(かりがね堤)へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線柚木駅より徒歩10分ほどとなっております。
静岡県富士市松岡1962-3付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速富士インターより約6.5㎞、車で20分ほどとなっております。
尚、上記住所ではナビ設定の際に上手く案内されない場合もございますので、現地で地図を確認しながら向かうことになろうかと思われます。
ソバ畑の傍に数台駐車できそうなスペースが設置されておりますが、スペースに限りがあることと周辺道路が狭小となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。
具体的には、ソバ畑は県道396号線富士川橋東側すぐの信号のございます交差点(静岡県富士市松岡1814-1付近)から北側に500mほど進んだところの右手に位置しております。
混雑時には、ソバ畑から200mから300mほど東側の東雁公園(静岡県富士市松岡1048-1付近)から雁スポーツ広場(静岡県富士市松岡1000-36付近)にかけての土手が広くなっており、みなさんそちらに車を駐車し、そこから徒歩にて移動しておられる方も多く見受けられますので。混雑状況に合わせまして臨機応変なご対応をお願い申し上げます。
因みに彼岸花が群生しております斜面は東雁公園側の斜面となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2023年9月25日現在のかりがね堤(雁堤)の彼岸花の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
良い景色を眺めながら、ウォーキングやジョギングを楽しみたい方にはお勧めの彼岸花スポットになろうかと思われます。
2023.09.29記