冨士霊園の桜並木　圧巻の桜風景　2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場　静岡県小山町

2024年4月12日

　関東でのお花見シーズンが終盤を迎える頃になりますと、静岡県小山町の冨士霊園ではソメイヨシノが見頃を迎えます。特に展望台から見渡す風景は圧巻で、真っ直ぐに続く桜並木を上から望むことができるようになっております。今回のカタスミ日記は、静岡県小山町の冨士霊園の春の風景をご紹介いたします。

圧巻の春の風景　冨士霊園の桜並木

　静岡県小山町に位置しております冨士霊園は、1965年（昭和40年）に開園しました霊園で、広さが約64万坪（213万㎡）という広大な敷地を誇る大規模な霊園となっております。

　敷地内には墓地はもちろんのこととなりますが、礼拝堂や慰霊堂、レストランや法事を行うこともできます富士見会館、無料休憩所など墓参や法事にかかわる施設も整った霊園となっております。

　冨士霊園では、春の桜や初夏のツツジが有名なところにもなっており、特に春の桜につきましては「日本さくら名所100選」にも選出されております桜の名所となっております。

　冨士霊園では、園内のメインの通りとなります桜中央通りのソメイヨシノの並木を中心にしまして、ソメイヨシノが約1,000本、ヤマザクラが約7,000本など霊園内をたくさんの桜が春色に染めてまいります。

　冨士霊園の桜の見頃時期としましては、例年4月上旬から中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期にはお花見を楽しむ人がたくさん訪れる人気のお花見スポットとなっております。

　ただ、あくまでも霊園でございますので、お花見自体は節度のあるものが求められるかと思われますし、人は多くても比較的しっとりとしたお花見を楽しむことがでますスポットになろうかと思われます。

　尚、冨士霊園の桜の開花状況につきましては、冨士霊園公式HP内の「お知らせ」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

　冨士霊園と申しますとやはり桜中央通りの両側に並ぶ桜並木は見逃すことのできないポイントになろうかと思われます。

　桜並木の北側から上の写真の階段を昇ってまいりますと、並木を上から見渡すことができ、圧巻の春の風景を望むことができるようになっております。

　まずは階段の入口付近の標高の低い場所から。

　こちらは階段の中段付近からの眺望。

　長い階段は、健脚自慢の方でなければ、少々辛い部分もあろうかとは思われますが、昇るだけの価値はございますかと思われますので、是非とも上まで昇っていただきたいところかと思われます。

　階段の途中には、所々に踊り場のようなスペースがございますので、休み休み自分のペースで昇っていただきたいところかと思われます。

　一番上まで昇り切りますと、このような絶景を望むことができるようになっております。

　筆者は個人的には、階段の中段付近から望むアングルが一番好きなアングルとなっておりますが、下段、中段、最上段、いずれにしましても絶景を望むことができますのは間違いのないところかと思われます。

　冨士霊園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR御殿場線駿河小山駅より冨士霊園送迎バス（平日）、もしくは富士急バス（土日祝日（有料））にて約25分、「霊園」バス停下車、すぐとなっております。

　ただし、霊園休園日の水曜日（祝日の場合は翌日）につきましては、接続バスも運休となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

　静岡県駿東郡小山町大御神888-2付近

　自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名新御殿場インターより約6.5㎞、車で15分ほど、もしくは東名高速足柄スマートインターより約10㎞、車で15分ほどとなっております。

　無料の駐車場は完備されておりますが、開園時間は朝9時より16時30分までとなっており、休園日は水曜日（祝日の場合は翌日）、休園日につきましては霊園内各施設は休館しておりますが、入園自体は可能となっております。

　今回のカタスミ日記は、「日本さくらの名所100選」にも数えられております冨士霊園の桜の咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

　立派な木が多く、間近に楽しむも良し、展望台から見渡すも良し、美しい桜並木をゆっくりと楽しんでいただきたいところかと思われます。

2024.04.09記