【花だより】2021年11月30日現在 紅葉の色づき見頃状況 震生湖の紅葉とリフレクション絶景 アクセスと駐車場 神奈川県秦野市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況などをタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2021年11月30日に撮影しました震生湖の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。
絶景リフレクション 震生湖 紅葉の色づき見頃状況
神奈川県秦野市と中井町の境界に位置しております震生湖は、その名前が示すように関東大震災の際に地殻変動によって生まれた湖となっております。
一説では日本で一番新しい自然湖とも言われ、渋沢丘陵の標高150mに位置し、周囲が約1㎞ほどの自然豊かな湖となっており、20分ほどで湖の周りを一周できる遊歩道（散策路）が整備され、ハイキングを楽しむ方にも人気のスポットとなっております。
震災の際に幅200mほど崩落したところに地下水が溜まって生まれたと言われる震生湖では、現在でも河川の流入・流出がなく、水面が穏やかで風のない日には美しいリフレクションを楽しむことのできる湖となっております。
冒頭の写真は、第1駐車場傍の湖の東側の湖畔から撮影したものとなります。
湖畔に近い第1駐車場につきましては、出入口の道路が急勾配の狭い坂道となっておりますので、第1駐車場をご利用の際はご注意の程お願い申し上げます。
今回は、第2駐車場に車を駐車し、森の中の遊歩道から湖畔に向かいます。
第2駐車場からの眺望。
写真中央に見えております大山を中心にして、丹沢の山々が秦野市街の背景に連なっております。
湖畔の西側から。
撮影当日は風もなく、リフレクションの美しい湖面となっておりましたが、朝から訪れましたので逆光となるシーンが多くなってしまっております。
撮影目的で訪れます場合には、お勧めの時間帯としましては、お昼頃から午後の時間帯になろうかと思われます。丘陵地の中の窪みのポイントとなっておりますので、意外と陽が沈むのも早くなっておりますので、夕方陰ってくる前の時間帯までがお勧めになろうかと思われます。
リフレクションの美しいシーン。
湖畔の木々の色づきも秋の装いになってきております。
朝日が眩しく、完全な逆光となってしまいましたが、湖畔の木々が赤や黄色に色づいているのがお判りいただけるかと思われます。
震生湖の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月下旬から12月上旬頃が見頃の時期となっておりますが、11月30日現在、震生湖の紅葉はちょうど見頃の状況となっております。
湖畔には福寿弁財天が鎮座し、周辺のもみじも真っ赤に染まっております。
特に印象的に赤いもみじの木がございましたので、ズームで撮影。
湖畔東側にももみじの木があり、毎年こちらの木も真っ赤に染まる木として、写真愛好家のみなさんにも人気のスポットとなっておりますが、こちらも見頃を迎えております。
湖の南側の遊歩道でも赤く染まるもみじと対岸のリフレクションを楽しむことができるようになっております。
関東の中でも比較的遅いタイミングで紅葉の見頃を迎えます震生湖の11月30日現在の紅葉の色づき見頃状況としましては、ちょうど見頃、赤や黄色の秋色の風景を楽しむことのできる状況となっております。
震生湖 アクセスと駐車場
震生湖へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線秦野駅より震生湖経由万年橋行き神奈川中央交通バス（神奈中バス）にて15分ほど、「震生湖」バス停下車、そこより徒歩数分となっておりますが、バスの本数が少ないためお出掛け前に時刻表をご確認の上、お出掛け頂きますようお願い申し上げます。秦野駅より徒歩にて向かう場合は、駅より徒歩50分ほどとなっております。
神奈川県秦野市今泉1814付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速秦野中井インターより約5㎞、車で15分ほどとなり、湖の畔とバス停近くの2ヵ所に無料の観光用駐車場が設置されております。
湖畔の駐車場につきましては、駐車可能台数が少ない事と湖畔に下ってゆく道路が車の入れ違いの困難な狭い急勾配の道路となりますので、くれぐれも車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。
バス停近くの駐車場につきましては、ちょうどカーブ付近に位置しておりますので、駐車場の出入りの際はご注意の程お願い申し上げます。しかしながら、こちらの駐車場からは、秦野盆地や丹沢連峰を一望できます眺望の良いロケーションとなりますので、バス停近くの駐車場に駐車して、森の中の遊歩道を下って湖まで向かう事もお勧めとなっております。
今回のカタスミ日記は、神奈川県西部に位置しております震生湖の11月30日現在の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.12.03記