デジカメ片手にお気軽スナップ 山中湖文学の森公園でぶらりお散歩 山梨県山中湖村

 季節は移ろい既に残暑と言われる季節を迎え、朝晩はすっかり涼しい風が吹くようになってまいりました。しかしながら、日中の暑さと言いましたら、まだまだ辛いものがあり、世に言う「残暑の厳しい季節」となっております。そのような残暑の厳しい折ですので、先日は涼を求めて山中湖周辺を少し散策してまいりました。夏でも比較的涼しい山中湖エリアは、避暑地としても人気のスポットとなりますが、今回は、山中湖文学の森公園でちょっとした森林浴散策をして涼を感じてきた様子をお届けいたします。

 

山中湖文学の森公園でお気軽森林浴

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 山中湖文学の森公園は、山中湖湖畔からほど近い場所にあります約26,100坪の自然公園です。

 公園内には、4万冊を越える蔵書を誇る山中湖情報創造館や、三島由紀夫の直筆原稿や取材ノートなどを所蔵する三島由紀夫文学館、徳富蘇峰に関連する資料を所蔵、約150点を展示しております徳富蘇峰館なども併設されておりまして、富士山麓の豊かな自然と共に、文化を発信、文学に触れることのできる公園となっております。

 文学の森公園内には、たくさんの木々の間を縫うように散策路が設けられ、木漏れ日の降り注ぐ爽やかな空気の中、お気軽に散策を楽しむことができるようになっております。

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 山中湖情報創造館につきましては、図書機能だけではなく、文化センター的な活用もされており、地元の方が多く活用されているようでした。

 幸運にもお天気に恵まれ、緑と青空が気持ちの良い一日となりました。

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 散策路は、涼しく、歩きやすく、都会の暑さにうんざりしてしまって、どこか涼しい所でのんびりした時間を過ごしたい、と思われてる方にはぴったりの場所かと思われます。

 文学の森公園内にある建物は、それぞれ雰囲気のある建物が多く、緑に良く映えております。

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 散策路の傍には、オブジェや山中湖に因んだ句碑などが適度に配置されており、散策の足を止めてそれぞれを観てしまいますので、歩き疲れる感じは一切なく、ゆっくりと散策を楽しむことができます。

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 一番奥に位置しております三島由紀夫文学館までやってきますと、折り返し、また木々の間の散策路で緑のシャワーを浴びながら、のんびりと駐車場まで戻ってゆきます。

 平日ではありましたが、夏場のトップシーズンでも比較的混雑が少なく、特に散策路では、ちらほらと散歩している人とすれ違う程度でしたので、良いリフレッシュができる穴場的スポットかとも思われます。

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山中湖文学の森公園 アクセスと駐車場

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 山中湖文学の森公園へのアクセスは、公共交通機関では、富士急行線富士山駅より富士急バスにて20分ほど「文学の森公園前」バス停下車すぐとなっております。

 山梨県南都留郡山中湖村平野506-296付近

 自家用車にてのアクセスは、東富士五湖道路山中湖インターより車で10分ほど、無料の駐車場を完備しております。

 駐車場は2か所あり、山中湖観光協会の観光案内所側と三島由紀夫文学館側に分かれております。

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 自然公園自体は24時間自由に出入りできますが、冬季は凍結のため閉鎖される場合がございますので、ご注意の程お願い申し上げます。

 また、三島由紀夫文学館の開館時間は、朝10時より16時30分まで、月曜日と火曜日が休館日となっております。

 徳富蘇峰館につきましても同様で、朝10時より16時30分までの開館で、月曜日・火曜日は休館日となっております。

 山中湖情報創造館につきましては、朝9時30分より夜21時まで開館、毎月月末日が休館日となっております(冬季は夜19時まで)。

 

参考情報

 今回は、残暑厳しい中、涼を求めて山中湖文学の森公園を散策した様子をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 当日はお昼時に到着しましたが、気温は30度を超えておらず、快適に散策を楽しむことができました。

 周辺の富士五湖エリアには、様々な観光スポットが点在しておりますので、それらのスポットと組み合わせて、ちょっとドライブ・ツーリングの疲れを取ってリフレッシュしたい時などにも、お勧めのスポットとなります。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいと思われます。

2020.08.24記