富士山ビュースポット山中湖パノラマ台のススキと雲海が美しい 2024年見頃時期と色づき状況・アクセスと駐車場 山梨県山中湖村
朝晩が冷え込む季節となってまいりますと、各地で雲海を楽しむことができる季節となってまいります。富士山周辺にも何ヵ所か雲海を楽しむことができますスポットはございますが、富士山と山中湖を一望するパノラマ台は人気のビュースポットとなっております。今回のカタスミ日記は、山中湖パノラマ台のススキと雲海の広がる秋の風景をご紹介いたします。
山中湖パノラマ台ってどんなところ?
山梨県山中湖村に位置しております山中湖パノラマ台は、以前は知る人ぞ知る富士山絶景スポットでございましたが、近年ではSNSの影響もございまして週末などは混雑もいたします人気の富士山ビュースポットとなっております。
特に写真愛好家の皆さんや、バイクツーリングを楽しんでおられます皆さんの間では、人気のスポットで、早朝から訪れ、絶景を楽しんでいらっしゃる方も多いかと思われます。
静岡県小山町から一部神奈川県内を通り山梨県山中湖村に抜ける道路沿いに位置しており、山梨県側は県道730号線となっております。
山道の途中の展望広場となっておりますので、住所などは設定されておりませんが、グーグルマップにも表示されますので、気になられる方は検索してみてはいかがでしょうか。
山中湖パノラマ台の一番のお勧めのシーズンは、富士山に残雪の残る新緑のシーズンかと思われますが、秋の寒暖差のございます時期には、早朝に雲海も楽しむことができる絶景スポットとなっております。
知る人ぞ知るススキの名所「パノラマ台」ススキの見頃時期
お天気の良い日には、山中湖と富士山を一望する絶景を楽しむことができます山中湖パノラマ台。
もちろん富士山の絶景も素晴らしいことは間違いございませんが、パノラマ台の周辺エリアでは、秋になりますと金色に輝くススキが美しいスポットでもございます。
関東から日帰り圏内のススキのスポットとしましては、伊豆の細野高原や箱根仙石原が有名なところかと思われますが、パノラマ台の展望広場から少し標高の高いポイントに向かってまいりますと、眼前に広がるススキの絶景を楽しむこともできるようになっております。
山中湖パノラマ台のススキの見頃時期としましては、例年9月中旬から10月下旬頃が見頃の時期となっており、富士山を背景に広がる金色のススキを楽しむことができるようになっております。
尚、山中湖パノラマ台のススキの色づき見頃状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。
パノラマ台から望む幻想的な山中湖の雲海絶景
秋の朝晩が冷え込んでまいります時期になりますと、山中湖周辺では早朝霧が立ち込めてくることが多くなってまいります。
そうです。山中湖畔で霧が立ち込めているという事は、上に登れば雲海となっているという事です。
気象条件にも左右されますが、パノラマ台まで上ってまいりますと、富士山と山中湖をすっぽりと覆うような形で発生しております雲海の絶景を楽しむこともできるようになっております。
また、望遠で湖畔を切り取ってみますと、そこには紅葉した木々と霧が立ち込める幻想的な世界が広がります。
山中湖パノラマ台の雲海の見頃時期としましては、気象条件に左右されるところも大きくはなってしまいますが、例年10月から11月頃に雲海の発生する日が多くなろうかと思われます。
山中湖パノラマ台 アクセスと駐車場
山中湖パノラマ台へのアクセスにつきましては、公共交通機関では少々不便な場所になろうかと思われますので、公共交通機関にて訪れます場合には、タクシーを利用して訪れる方が宜しいかと思われます。
自家用車にてのアクセスにつきましては、山道の途中にございますので、詳しい住所などは設定されておらず、ナビ設定の際には、地図を見ながら目的地設定をすることになろうかと思われます。
具体的には山梨県南都留郡山中湖村平野514-19付近より500mほど三国峠側に上ったところとなっております。
パノラマ台の広場には、無料の10台前後停められます駐車スペースが設置されております(工事中)が、ちょうどヘアピンカーブのところに位置しておりますので、出入りの際は車の運転に充分ご注意の程お願い申し上げます。
パノラマ台の付近は、鹿の飛び出しの多い道路となりますので、特に早朝は動物の飛び出しには併せてご注意の程お願い申し上げます。
また雲海を楽しみたい場合は、気象条件に左右されますので、運が良ければ観ることができる、程度にご認識していただきますとともに、時間帯としましては、日の出頃よりの早朝となりますので、防寒対策はしっかりと行った上で訪れていただきますようお願い申し上げます。
※2024年につきましては、パノラマ台整備工事に伴い、6月10日より11月末まで駐車場の利用ができませんので、ご注意の程お願い申し上げます。
もうひとつの「パノラマ台」明神山パノラマ台
山中湖のパノラマ台と申しますと標高1,090mの展望スポットを指しますが、標高1,291mの評仁山山頂に広がる展望スポットをパノラマ台と呼ぶ方もいらっしゃるようでございます。
明神山へは、山中湖パノラマ台からハイキングコースを30分ほどで向かうこともできますし、県境近くに設置されております三国峠駐車場(無料)からは約15分で山頂まで向かうことができるようになっております。
ただ、ハイキングコースは急な坂道と滑りやすい土壌となっておりますので、スニーカーなど滑りやすい靴ではなく、トレッキングシューズなどの滑りにくい靴の方が安心かと思われます。
ススキの広がる絶景スポットでございますので、併せて楽しみたいところかと思われます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、山中湖パノラマ台のススキの広がる風景と早朝の雲海の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
気象条件にも左右されるところが大きくはなってしまいますが、ここでしか見ることのできない絶景を楽しむことができるかと思われます。
2024.08.07記