【花だより】2021年6月9日現在 花菖蒲の開花状況ほか 相模原公園（水無月園） アクセスと駐車場 神奈川県相模原市
季節の花の開花状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、見頃を迎えております相模原公園の水無月園の花菖蒲を6月9日に撮影しました開花状況をお届けいたします。
相模原公園の花菖蒲 開花状況
相模原公園では、園内に花しょうぶ園（水無月園）が設けられ、118品種、約22,000株の花菖蒲を楽しむことができるようになっております。
例年、5月下旬から咲き始め、6月中旬頃に見頃の時期を迎えます花菖蒲、今回のカタスミ日記は、6月9日現在の水無月園の花菖蒲の開花状況をお届けいたします。
水無月園の中心となります肥後系の花菖蒲。
ちょうど見頃を迎えており、平日であるにもかかわらず静かに花菖蒲を観賞する方を多く見受けられました。
また水無月園では、花の手入れが行き届いており、傷んだ花の摘み取りなどの作業を行ってくれております。
こちらは前回6月2日に訪れました時にちょうど見頃でした伊勢系の花菖蒲。
前回より一週間が経ち、花の勢いが衰えてきており、伊勢系は見頃終盤かと思われます。
花菖蒲には、2,000種類以上の品種があると言われ、江戸時代のブームにより多くの品種が生まれ、当時生まれた「江戸系」、「肥後系」、「伊勢系」が花菖蒲の代表的な系統として知られ、水無月園では系統ごとにエリアを区分して植栽されております。
因みに江戸系は、ほぼ見頃を過ぎており、ちらほらと咲いている程度となっております。
前回も訪れましたが、水無月園のメインの菖蒲田ではなく、遊歩道を挟みまして西側にあります菖蒲田にも足を運びます。
前回訪問時よりも花の勢いが若干衰えてきており、見頃後半かと思われます。
こちらの菖蒲田は規模が小さいためか混雑が少なく、ゆっくり観賞したい方にはお勧めの菖蒲田となっております。
濃い紫の花菖蒲。
デッキや木道のすぐ傍にたくさん咲いておりますので、このように上から撮影することもできる環境となります。
しっとりと風になびく白い花菖蒲。
花菖蒲はひとつひとつの花の見頃の期間が非常に短い花となりますので、訪れます際には関連施設のHP などで最新の開花状況をご確認の上でお出掛けになられました方が宜しいかと思われます。
相模原公園の水無月園の花菖蒲の6月9日現在の開花状況としましては、全体としまして見頃を迎えております。
水無月園につきましては、中央駐車場から歩行者専用の橋を渡り南側、公園西駐車場からは坂道の遊歩道を上ったところに位置しております。
中央公園駐車場付近には、花壇が綺麗に整備されており、現在はサルビア（ディープブルー）の花が綺麗に咲いております。
また、また公園の東側のエリアにございますメタセコイヤ並木に囲まれた西欧式庭園も非常に美しい庭園となっておりますので、併せて散策を楽しみたいところかと思われます。
今回は青空の良く晴れたお天気となっておりますので、サカタのタネグリーンハウスの2階の展望室からも庭園を見晴らしてみます。
ガラス越しの眺望とはなりますが、高い位置から望む庭園は、幾何学的な全体像を望むことができ、お勧めの眺望スポットとなっております。
相模原公園 アクセスと駐車場
相模原公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR相模線当麻駅より北里大学行きバスにて約5分、「相模原公園前」バス停下車すぐとなっております。
神奈川県相模原市南区下溝3277付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道相模原愛川インターより約4㎞、車で10分ほどとなっております。
公園付属の駐車場につきましては、中央駐車場が平日2時間100円（延長料金あり）、土日祝2時間310円（延長料金あり）となり、開門時間は朝6時から20時までとなっております。
公園西駐車場につきましては、開門時間は朝7時より19時までとなり、無料となりますが、メタセコイヤ並木からはかなり離れた場所に位置しておりますので、目的に合わせて二つの駐車場を使い分けていただいた方が宜しいかと思われます。
今回のカタスミ日記は、花菖蒲が見頃を迎えました相模原公園の6月9日現在の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.06.11記