【花だより】2025年4月30日現在 ツツジの開花状況「日本百名城」山中城跡公園 アクセスと駐車場 静岡県三島市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2025年4月30日に撮影いたしました山中城跡公園のつつじの開花状況をお届けいたします。

 

「日本百名城」山中城跡公園 ツツジの開花状況

Canon EOS7D iso100 F13 1/125sec 25mm

 静岡県三島市に位置しております山中城跡公園は、戦国時代に小田原を本拠地とします北条氏(後北条氏)により築城されました山城を史跡公園として整備いたしました公園となっております。

 山中城では、北条氏の城によく見られます衝立障子を並べたような独特の空堀「障子堀」が見られ、大きなワッフルのような景観は城マニアの方でなくとも興味をそそられるところとなっております。

 山中城の障子堀は、一度落ちてしまいますとなかなか這い上がることができない強力な空堀でございましたが、北条征伐の際には7万の豊臣軍に対し4千の兵で抗戦いたしましたがあっけなく陥落してしまっております。

 当時は蟻地獄のような最強空堀でございましたが、現在は崩落防止の目的で、堀の周辺には芝が張られたりツツジが植えられたりしており、初夏にはツツジの花も楽しむことができるようになっております。

 山中城跡公園のツツジの見頃の時期としましては、例年5月上旬から5月中旬頃が見頃の時期となっており、知る人ぞ知るツツジの名所となっております。

 今回のカタスミ日記は、2025年4月30日に山中城跡公園を訪れてみましたので、写真を交えながら、つつじの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

Canon EOS7D iso100 F9 1/100sec 18mm

 先ずは観光用無料駐車場に車を駐車し、散策路に従い散策を開始いたします。

 駐車場近くの散策路沿いのツツジにつきましては遅咲きのツツジでまだ蕾の状況となっておりますが、元西櫓の下の堀の法面では早咲きのツツジが見頃を迎えております。

 更に散策路を進みまして西ノ丸と西櫓の間の空堀でもツツジが見頃を迎えておりまして、障子堀・ツツジ・富士山の3点セットが撮影できます人気の撮影スポットとなっております(冒頭の写真)。

Canon EOS7D iso100 F10 1/125sec 18mm

 雲一つない富士山日和の良いお天気でございますが、こちらの写真は西櫓の入口から西ノ丸を望むアングルとなっております。

Canon EOS7D iso100 F9 1/200sec 18mm

 西櫓からは、もちろん富士山も望むことができますが、遠く駿河湾も望むことができるようにもなっております。

Canon EOS7D iso100 F9 1/200sec 18mm

 アングルを変えまして西櫓から西ノ丸方面。

Canon EOS7D iso100 F13 1/100sec 18mm

 こちらは西櫓の更に西側の障子堀になります。

 2025年4月30日現在の山中城跡公園のツツジの開花状況としましては、品種によりまして開花状況に差がございまして、キリシマツツジを中心とします早咲き品種につきましては満開の開花状況で見頃となっており、その一方で駐車場近くの散策路や本丸周辺に植えられております遅咲き品種につきましては、まだ蕾の状況となっております。

 

山中城跡公園 アクセスと駐車場

Canon EOS7D iso100 F13 1/125sec 32mm

 山中城跡公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線三島駅南口より元箱根港行き沼津登山東海バスにて約30分、「山中城跡」バス停下車、すぐとなっております。

 静岡県三島市山中新田410-4付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約18㎞、車で30分ほど、国道1号線「山中城口」交差点より北東方面へ約500mとなっております。

 無料の観光用駐車場が3か所設置されており、合わせて60台ほど駐車可能となっております。

 今回のカタスミ日記は、2025年4月30日現在の山中城跡公園のツツジの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 富士山を望むことができます絶景山城でございますので、良く晴れたお天気の日に訪れたいところかと思われます。

2025.05.03記

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