大磯城山公園・旧吉田茂邸地区の秋バラ 2024年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 神奈川県大磯町
大磯城山公園の旧吉田茂邸地区ではバラ園が整備されており、秋バラを楽しむことができるようになっております。今回のカタスミ日記は、大磯城山公園旧吉田茂邸地区の秋バラの咲く風景をご紹介いたします。
大磯城山公園ってどんな公園?
神奈川県大磯町に位置しております大磯城山公園は、旧三井財閥別荘跡地と旧吉田茂邸跡地を整備しました県立の都市公園となっております。
旧三井別邸地区は約7ha、旧吉田茂邸地区は約3haの広大な公園となっており、旧吉田邸は国道の南側(海側)、旧三井別邸は国道の北側(山側)の2つのエリアに分かれております。
旧三井別邸地区は、小高い山をそのまま整備したような公園となっており、展望台からは富士山や青い相模湾も一望することができるようになっております。
また、旧三井別邸地区には大磯郷土資料館や茶室「城山庵」も整備されておりますほか、秋には約540本のもみじの紅葉も楽しむことができ、特に不動池の「逆さ紅葉」は有名なところとなっております。
対しまして、旧吉田茂邸地区は、内閣総理大臣を務めた吉田茂が晩年を過ごしました邸宅を整備した公園となっており、邸宅内部の観覧には入館料510円が必要となりますが、屋外の日本庭園やバラ園は無料で楽しむことができるようになっております。
大磯城山公園旧吉田茂邸地区のバラ園 秋バラの見頃時期
生前の吉田茂は大のバラ好きで、それが縁で「日本ばら会」の会長を引き受けたこともございますバラ愛好家としましても有名なところとなっております。
当時は千を超えるバラが邸宅のバラ園に咲き誇ったと言われておりますが、1979年(昭和54年)に旧吉田邸でカーター大統領・大平首相日米会談が行われる際に、当時のバラ園は駐車場として整備され、バラ園は現在の規模に縮小改修されております。
吉田茂は、大型の花を咲かせるバラを好んだと言われ、現在のバラ園では、クィーンエリザベスやマリアカラス、ピースなど大輪を咲かせるゴージャスなバラを中心に17品種ほどが植栽されております。
旧吉田茂邸地区のバラ園の秋バラの見頃の時期としましては、例年10月上旬から11月上旬頃が見頃の時期となっており、地元の方を中心に知る人ぞ知るバラ園となっております。
尚、大磯城山公園旧吉田茂邸地区の秋バラの開花状況につきましては、大磯城山公園のFacebookアカウントにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
大磯城山公園 アクセスと駐車場
大磯城山公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線大磯駅より、二宮行き、西公園行き、もしくは大磯プリンスホテル行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約10分、「城山公園前」バス停下車、徒歩3分ほどとなっております。
神奈川県中郡大磯町西小磯418付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、小田原厚木道路大磯インターより約3.3㎞、車で10分ほどとなっております。
大磯城山公園の旧三井別邸地区の駐車場につきましては、第1駐車場が平日無料、土日祝日が1時間300円(以降延長料金あり)、開門時間は8時30分から17時までとなっており、第2駐車場につきましては終日無料となっております。また、旧吉田茂邸地区の駐車場につきましては、平日無料、土日祝日が1時間300円(以降延長料金あり)、開門時間は9時から17時までとなっております。
終わりに
今回のカタスミ日記は、大磯城山公園旧吉田茂邸地区の秋バラの咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
秋バラの観賞とともに、歴史を感じながら園内の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2024.09.13記