【花だより】2023年12月6日現在 紅葉の色づき見頃状況 松永記念館のもみじの絶景 アクセスと駐車場 神奈川県小田原市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年12月6日に撮影いたしました松永記念館の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。
松永記念館 もみじの紅葉の色づき見頃状況
神奈川県小田原市に位置しております松永記念館は、かつて「電力王」と呼ばれておりました実業家、松永安左ヱ門が小田原に移住しました際の住居や収集した古美術品を一般公開しており、現在は小田原市郷土文化館の分館という扱いの施設となっております。
電力王と申しますと、福澤諭吉の婿養子、福澤桃介の名前を思い浮かべます方も多いかと思われますが、松永安左ヱ門は福澤諭吉の「学問のすすめ」に感動し、慶応義塾に進学し、桃介とも交友、共同で事業を営んだこともあり、また九州電灯鉄道では桃介から安左ヱ門が経営を受け継ぐなどの関りがあったと言われております。
さて、そのような松永安左ヱ門でございますが、古美術収集家、あるいは茶人としましても知られ、敷地内の「老欅荘」や「葉雨庵(よううあん)」などは国登録有形文化財にも指定されております建物となっております。
松永記念館と申しますと、実業家、古美術収集家、茶人に因む博物館的な要素が中心となりますが、敷地内には所狭しとカエデ類が植えられており、小田原市内有数の紅葉の名所にもなっております。
松永記念館の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月下旬から12月上旬頃が見頃の時期となっており、静かな雰囲気の中で紅葉を楽しむことができるようになっております。
今回のカタスミ日記は、2023年12月6日に松永記念館を訪れてみましたので、写真を交えながら、紅葉の色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。
無料の付属駐車場に車を駐車し、正門からは展示を行っております本館・別館が見えてまいります。
松永記念館の紅葉の見どころといたしましては、本館と別館の間の通路を通り、本館裏手から 老欅荘までのエリアになろうかと思われます。
本館裏手にて真っ赤に染まるもみじ。
本館裏手から老欅荘へは、緩やかな石段となり、もみじのトンネルの中を進んでまいります。
老欅荘の門にて。
門の手前と奥にもみじが植えられておりますので秋らしい撮影ができますお勧めの記念撮影スポットとなっております。
老欅荘の中から。
風情を感じる秋の風景となっており、静かな時間を楽しむことができるようになっております。
今度は建物の外から。
窓ガラスに美しいもみじが写り込んでおります。
2023年12月6日現在の松永記念館のもみじの紅葉の色づき見頃状況としましては、色づきが揃っていない印象はございますが、全体的には見頃の状況となっております。
松永記念館 アクセスと駐車場
松永記念館へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、箱根登山電車箱根登山線箱根板橋駅より徒歩にて10分ほどとなっております。
神奈川県小田原市板橋941-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス早川インターより約1.3㎞、車で5分ほどとなっております。
入館は無料となっておりますが、茶室などの一部施設の利用は有料となっておりますので、茶室の利用などお考えの場合には関連施設のHPなどでご確認の程お願い申し上げます。
開館時間は、朝9時より17時(最終入館16時30分)までとなっており、年末年始(12月28日~1月3日)は休館日となっておりますのでご注意の程お願い申し上げます。
駐車場につきましては、正門前に20台ほど駐車可能な無料の駐車場が設置されておりますが、記念館付近のアクセス道が住宅地の中の狭い道路となっておりますので、車の運転には充分ご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2023年12月6日現在の松永記念館の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
特に平日でございますと静かな雰囲気の中で紅葉を楽しむことができますので、静かに紅葉を楽しみたい方にはお勧めの紅葉スポットになろうかと思われます。
2023.12.06記