【花だより】2025年9月26日現在 ススキの色づき見頃状況 金色に輝く仙石原すすき草原 アクセスと駐車場 神奈川県箱根町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2025年9月26日に撮影いたしました箱根仙石原すすき草原のススキの色づき見頃状況をお届けいたします。
箱根仙石原すすき草原 ススキの色づき見頃状況
神奈川県箱根町の仙石原すすき草原は、「かながわの景勝50選」、「かながわの花の名所100選」にも選出されておりますススキの名所となっております。
仙石原すすき草原は、台ヶ岳の斜面を覆いつくす約18haの草原で、金色に輝くすすき草原は箱根の秋の風物詩となっております。
もともと江戸時代に屋根葺き用のカヤ(=ススキ)を出荷することを生業にしていた地域でございましたが、現在では環境保全や観光資源の観点から管理されている草原となっております。
仙石原すすき草原のススキの見頃の時期としましては、例年9月下旬から11月中旬頃が見頃の時期となり、たくさんの観光客が訪れる人気のシーズンとなっております。
今回のカタスミ日記は、2025年9月26日に仙石原すすき草原を訪れてみましたので、写真を交えながら、ススキの色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。
「高原」交差点から直ぐのところから真っ直ぐに散策路が約700m続き、すすきに囲まれた中をのんびりと散策することができるようになっております。
ただ散策路は700m先で行き止まりとなっておりますので、一番奥まで進みましても折り返しの散策となってしまいますことはご留意の程お願い申し上げます。
こちらは台ヶ岳側。
秋らしい風景になってまいりました。
対しまして県道側。
こちらも一面にススキが風になびいております。
メインの見どころとしましては、散策路沿いになろうかと思われますが、県道両側にも草原は続き、湿原側でも金色のススキを楽しむことができるようになっております。
2025年9月26日現在の箱根仙石原すすき草原のススキの色づき見頃状況としましては、全体的に金色のススキが広がってまいりまして、見頃のピークには至ってはいないものの、割り切って風景として楽しむ分には見頃と申しましても宜しいかと思われます一方で、ススキ自体の見頃状況としましては、散策路沿いのエリアでは花穂がまだ毛羽立っておらず僅かに見頃前の状況、湿原側や県道沿いのエリアでは花穂が毛羽立ち始め見頃始めの状況となっております。
箱根仙石原すすき草原 アクセスと駐車場
仙石原すすき草原へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、箱根登山鉄道箱根湯本駅より箱根登山バス桃源台線にて約30分、「仙石高原」バス停下車、すぐとなっております。
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246-265付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス箱根口インターより約17㎞、車で40分ほどとなっております。
例年、すすきが見頃を迎えます時期には、観光用の臨時駐車場が近くに設置されております。
2025年の仙石原すすき草原「観光客用臨時駐車場」(無料)につきましては、9月1日(月曜日)より11月28日(金曜日)まで設置され、利用時間は朝9時より16時までとなっております。
無料臨時駐車場は、2か所、うち1か所は身体障がい者専用駐車場となっております。
基本的には、すすき草原から徒歩10分前後の箱根仙石原浄水センター付近に設置され、付近に案内板が掲示されますとともに、土日祝日には交通誘導員も配置されますので、現地にて案内に従い進みますと迷うことはないかと思われます。
2025年仙石原無料臨時駐車場
・高原ふれあい広場
身体障がい者専用、土日祝日のみ、トイレあり
・箱根仙石原浄水センター
約200台、トイレあり、ただし10月8日(水)・9日(木)・10日(金)は利用不可
また、ナビ設定の際には、浄水センターの住所が、神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246となっており、近隣住所と区別されていないようでございますので、上手く案内されない場合もございますので、名称検索でナビ設定された方が宜しいかと思われます。
無料駐車場の他には、すすき草原からほど近い場所に、民間の有料駐車場も設置されておりますので、訪れます際には事前に地図などで駐車場の場所をご確認の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2025年9月26日現在の箱根仙石原すすき草原のススキの色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
見頃のピークはまだ先になろうかと思われますが、現在でも秋の気配を感じる風景を楽しむことができますかと思われますので、のんびりと草原散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2025.10.01記

