【花だより】2025年9月25日現在 酔芙蓉の開花状況 ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道「酔芙蓉まつり」アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2025年9月25日に撮影いたしましたふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況をお届けいたします。
ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道 酔芙蓉の開花状況
神奈川県南足柄市に位置しております酔芙蓉農道は、ふくざわ公園脇の約1㎞続く未舗装の農道となっております。
一見どこにでもございます長閑な田園地帯の何の変哲もない農道でございますが、農道に沿って酔芙蓉が約700本、芙蓉が約100本植えられており、「酔芙蓉農道」と呼ばれ親しまれております。
酔芙蓉農道のございます千津島や怒田丘陵の一帯は、春には南足柄市原産の早咲きの桜、「春めき桜」を楽しむことができますエリアとなり、酔芙蓉農道の南端やふくざわ公園などでも春めき桜が植えられており、知る人ぞ知る春めき桜のお花見スポットとなっております。
さて、その様な酔芙蓉農道でございますが、そもそも「酔芙蓉」の花とはどのような花なのか、ご存じない方も多いかと思われますので簡単に説明したいと思います。
酔芙蓉は、八重の大型の花を咲かせ、朝に花開き、夜には枯れてしまう一日花となっておりますが、次々に花を咲かせます事から比較的長い期間に渡り花を楽しむことができるようになっております。
中でも特徴的なのは、花が朝は白く、時間と共に色づいてゆき、夕方にはピンク色に染まる事で、その様子が酔っぱらいのように色づいてまいります事から、「酔芙蓉」と名付けられた花となっております。
ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉の見頃の時期としましては、例年9月中旬から10月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして「酔芙蓉まつり」も開催されます。
2025年の酔芙蓉まつりの開催期間としましては、9月20日(土曜日)から9月28日(日曜日)までの開催期間となっており、期間中は無料臨時駐車場の設置や、週末を中心に地元特産品の販売などが行われる予定となっております。
今回のカタスミ日記は、2025年9月25日に酔芙蓉農道を訪れてみましたので、写真を交えながら、酔芙蓉の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
先ずはふくざわ公園から直ぐのメインのエリアから。
こちらの入口付近では、酔芙蓉がそこそこ咲いてきております。
しかしながら、農道を少し奥まで進みますと、まだ開花が進んでいないことがお判りいただけますかと思われます
開花のタイミングとしましては、多少の前後はございますかと思われますが、例年田んぼの畔の彼岸花が見頃の時期には酔芙蓉は咲き始めで、10月に入りましてからが見頃本番になろうかと思われます。
場所を移動いたしまして、こちらは酔芙蓉農道の中央付近のエリアとなります。
若干咲き始めてはおりますものの、まだ殆ど咲いていない開花状況となっております。
農道の一番南端までやってまいりました。
やはりこちらでも酔芙蓉は咲き始めで、まだ花数は少ない状況となっております。
対しまして田んぼの畔に植えられております彼岸花は、若干咲き揃わなかった印象の開花状況ではございますが、全体的に見頃を迎えております。
2025年9月25日現在のふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況としましては、一部のエリアでそれなりに花が咲いてはおりますものの、全体としましてはまだ咲き始めの開花状況となり、見頃前の状況となっております。
ふくざわ公園脇の「酔芙蓉農道」アクセスと駐車場
ふくざわ公園脇(東側)の酔芙蓉農道へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山駅よりバスにて約10分、「まました」バス停下車、徒歩20分ほどとなっております。
神奈川県南足柄市千津島1845付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約5.8㎞、車で10分ほどとなっております。
例年、ふくざわ公園近くに無料の臨時駐車場が設置され、「道の駅足柄・金太郎のふるさと」の前の道を北側(山北方面)へ約2.3㎞進みました道路沿いに設置されております(足柄観光バスさん南隣の空き地)。
今回のカタスミ日記は、2025年9月25日現在の酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
夕方になりますと白い花がピンクに変化してまいりますので、2度、3度と訪れたい酔芙蓉の名所になろうかと思われます。
2025.09.29記

