【花だより】2023年10月5日現在 すすきの色付き見頃状況 山中湖パノラマ台のススキと富士山の絶景共演 アクセスと駐車場 山梨県山中湖村
季節の花の開花状況や紅葉の色付き見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年10月5日に撮影いたしました山中湖パノラマ台のススキの色付き見頃状況をお届けいたします。
山中湖パノラマ台 ススキの見頃状況
山梨県山中湖村に位置しております山中湖パノラマ台は、眼前に富士山と山中湖、遠くには南アルプスの山々までも一望することができます絶景展望スポットとなっております。
以前は、知る人ぞ知る富士山の絶景スポットでございましたが、近年は人気の高まりとともに路上駐車など所謂オーバーツーリズム問題が顕著になってきており、路上駐車対策や無料シャトルバスの試験運行など観光地としまして少しずつ環境が整いつつあるスポットとなっております。
そのような山中湖パノラマ台でございますが、実はススキの名所でもございまして、風になびくススキ越しに富士山を望むことができるスポットにもなっております。
山中湖パノラマ台のススキの見頃の時期としましては、例年9月中旬から10月下旬頃が見頃の時期となっており、標高が1,090mと高いこともございまして、箱根仙石原すすき草原などよりも僅かに早く見頃を迎えるススキの名所となっております。
今回のカタスミ日記は、2023年10月5日に山中湖パノラマ台を訪れてみましたので、写真を交えながら、ススキの色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。
山中湖パノラマ台では、若干雲の多いお天気ではございましたが、すすき越しに山中湖と富士山を望むことができました。
ただ、実はパノラマ台からはススキは目の前に生えておりますところしか見えず、一面に広がるススキを楽しむことができない場所となっており、ススキの一番の絶景ポイントはパノラマ台と三国峠駐車場の中間付近からとなっております(冒頭の写真)。
山中湖パノラマ台に向かう際には、静岡県小山町側から山中湖方面に向かうのがお勧めとなっております。
いかがでしょうか、このような道をドライブしてみませんか?
写真は道路の真ん中から撮影したようにも見えてしまいますが、カーブを利用しまして路側帯から撮影しております。
因みに以前は絶景道路としましてこの辺りに路上駐車が恒常化しておりましたが、現在は路肩に砂袋が置かれ路上駐車対策が行われております。
県境付近には、三国峠駐車場が設置されており、三国山や明神山の登山の起点にもなっております。
今回は、明神山へ向かってみたいと思います。
明神山は、標高が1,291mの山で、パノラマ台を起点にハイキングを楽しむ方も多いかと思われますが、パノラマ台からは片道30分程度、三国峠駐車場からは片道15分程度となっております。
三国峠駐車場からのハイキング道は大きな段差もなく、平服でも問題はございませんが、急な坂で滑りやすいハイキング道となっておりますので、スニーカーなど滑りやすい靴ではなく、トレッキングシューズなどの方がお勧めになろうかと思われます。
こちらが明神山山頂付近からの眺望。
山中湖が少し遠くなり、パノラマ台よりも標高が高いことがお判りになりますでしょうか。
明神山の山頂の眼前に富士山を望む場所には、山中諏訪神社(奥宮)が鎮座しております。
2023年10月5日現在の山中湖パノラマ台のすすきの色づき見頃状況としましては、一面に広がる金色のすすきを楽しむことができ、見頃の状況となっております。
山中湖パノラマ台 アクセスと駐車場
山中湖パノラマ台へのアクセスにつきましては、公共交通機関では少々不便な場所になろうかと思われますが、公共交通機関にて訪れます場合には、富士急行線富士山駅よりタクシーで40分ほどとなっております。
自家用車にてのアクセスにつきましては、山道の途中にございますので、詳しい住所などは設定されておらず、ナビ設定の際には、地図を見ながら目的地設定をすることになろうかと思われます。
具体的には山梨県南都留郡山中湖村平野514-19付近より500mほど三国峠側に上ったところとなっております。
パノラマ台の広場には、無料の10台前後停められます駐車スペースが設置されておりますが、ちょうどヘアピンカーブのところに位置しておりますので、出入りの際は車の運転に充分ご注意の程お願い申し上げます。
また2023年につきましては、旭日丘停留所より無料シャトルバスが試験運用されておりますので、そちらのご利用もお勧めとなっております。
今回のカタスミ日記は、2023年10月5日現在の山中湖パノラマ台のすすきの色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
富士山を望みながら秋らしい風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2023.10.11記