町田薬師池公園四季彩の杜「町田ダリア園」2024年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 東京都町田市
ダリアは比較的長い期間にわたり楽しむことができます花で、7月から10月頃まで観賞することができる花となっております。東京都町田市に位置しております町田ダリア園では4,000株のダリアが夏から秋にかけて見頃を迎えます。今回のカタスミ日記は、色鮮やかな大輪の咲く町田ダリア園の華やかな風景をご紹介いたします。
町田薬師池公園四季彩の杜 町田ダリア園ってどんなところ?
町田薬師池公園四季彩の杜「町田ダリア園」は、町田市が障がいのある方が働くことのできる場として1985年(昭和60年)6月に開設し、社会福祉法人まちだ育成会「かがやき」によって運営されておりますダリア園となっております。
約15,000㎡の園内には、500品種、4,000株のダリアが植栽されており、関東地方有数のダリア園となっております。
町田ダリア園では、ダリアの庭園の他にツゲの木を動物の形に剪定した「みどりの動物広場」や、花木の苗などを販売する花屋「花菜」や休憩所「木花」なども設置され、気軽に花と自然に触れ合うことができるようになっております。
ダリア園エントランスからも見て取れます大きな噴水を中心にして手入れの行き届いたダリアの花壇が広がり、見頃の時期には様々な色合いのダリアが咲き競います。
約500品種という豊富な種類のダリアが育てられておりますので、広い園内で飽きることなくダリアの花を観賞することができるかと思われます。
ダリアってどんな花?
ダリアはメキシコの高原地帯原産のキク科の球根植物で、日本には江戸時代末にオランダより伝えられたと言われ、当時は「天竺牡丹」と呼ばれておりました。
花期は長い花でございますが、本来高原のような寒暖差のございます涼しい土地を好みますことから、暑さの厳しい夏場は花数が少なくなってしまいます。
ダリアの花は、色や形が豊富で飽きることなく観賞を楽しむことができるかと思われます。
ダリアの花と申しますと「フォーマルデコラ咲き」や「インフォーマルデコラ咲き」「睡蓮咲き」と呼ばれます幅広の花弁が幾重にも重なるゴージャスな大輪を思い浮かべる方が一般的には多いのではないかと思われます。
「ストレートカクタス咲き」「セミカクタス咲き」「インターブドカクタス咲き」など花弁が丸まって(反り返って)花弁の先が尖ったようになっているダリアもございます。
また、花全体が丸く、まん丸い形が可愛らしい「ボール咲き」(5cm以上)、「ポンポン咲き」(5cm以下)などもございます。
そのほか一重咲きの「シングル咲き」「オーキッド咲き」「コラレット咲き」などのほか、「アネモネ咲き」「フリルド咲き」と呼ばれる品種もございまして、花の形は多岐に渡ります。
町田ダリア園 ダリアの見頃時期
町田ダリア園では、7月から10月にかけまして長い期間に渡りダリアの花を楽しむことができるようになっておりますが、涼しい土地を好むダリアは夏の暑さに弱く、8月から9月上旬頃は花数が少なくなってしまいます。
町田ダリア園の「ダリア園」につきましては、ダリアの花が開花する時期だけ期間限定で開園されるようになっており、2024年の開園期間としましては、6月29日(土曜日)から11月4日(月祝日)までの開園期間となり、開園期間中は無休となっております。
開園時間は、朝9時30分より16時30分(入場16時まで)までとなっており、入園料は550円となっております。
また、シーズンパスポートは1,500円となっておりますので、3回訪問しますと元が取れる計算で、大輪を咲かせます「夏ダリア」と色濃く花数の多い「秋ダリア」など時期をずらして何度も楽しみたいところかと思われます。
尚、町田ダリア園のダリアの開花状況につきましては、町田ダリア園公式HP内の「ダリア園のブログ」のコーナーにて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
町田薬師池公園四季彩の杜 町田ダリア園 アクセスと駐車場
町田薬師池公園四季彩の杜「町田ダリア園」へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線・JR横浜線町田駅より本町田経由野津田車庫行き、もしくは鶴川駅行きバスにて約15分、「今井谷戸」バス停下車、徒歩10分ほどとなっております。
東京都町田市山崎町1213-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道相模原愛川インターより約12㎞、車で30分ほどとなっております。
30台ほど駐車できます無料の駐車場が設置されておりますが、周辺道路は道幅の狭い場所もございますので、車の運転には充分ご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、色鮮やかな大輪のダリアが咲き誇ります町田ダリア園の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
ダリア観賞中は日差しを遮るものがございませんので、帽子や日傘など熱中症対策を行ったうえで、ダリアの観賞を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2024.06.28記