【花だより】2022年1月14日現在 椿の開花状況 氷室椿庭園 アクセスと駐車場 神奈川県茅ヶ崎市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、200種以上の椿を楽しむことができます氷室椿庭園を2022年1月14日に撮影しました椿の開花状況をお届けいたします。
氷室椿庭園 椿の開花状況
神奈川県茅ヶ崎市の氷室椿庭園は、三井不動産元副社長の氷室捷爾(しょうじ)ご夫妻の庭園であったものを市に死蔵されたもので、1991年(平成3年)に開園し、園内では200種類以上の椿が植栽されており、知る人ぞ知る椿の名園となっております。
氷室椿庭園の椿の見頃の時期としましては、例年2月下旬から4月上旬頃が見頃の時期となっており、特に開花のピークとなります3月後半には、溢れんばかりの椿の花が咲き競います。
前回は12月の中旬に訪れました氷室椿庭園でございますが、約1か月ぶりに再訪いたしましたので、1月14日現在の開花状況をお届けしてゆきたいと思います。
氷室椿庭園を代表する品種と言ってもよいかと思われますが、「氷室雪月花」の花が少し咲いておりました。
氷室雪月花は、白や淡桃色の地に紅色の絞りの入った品種で、上品で美しい花を咲かせることが特徴となっております。
園内では、少しぱらぱらと椿の花が咲いているのが見受けられますが、結論を先に申し上げておきますと、1月14日現在、まだ見頃にはほど遠い状況になろうかと思われます。
ただ膨らんできている蕾も結構ございましたので、これから2月が近くなってまいりますと少しずつ花開いてゆくのではないかと思われます。
こちらも白地に紅色の絞りとなっておりますが、「春日影」という品種の様でございます。
割と小ぶりの花で、淡い可憐な花を咲かせている「数寄屋侘助」。
今回はなぜか白地に紅色の絞りの椿の花が多くなってしまっておりますが、こちらは「京唐子」。
庭園内には水仙の花も植えられており、水仙も楽しむことができますが、残念ながら風・雨の影響からか、なぎ倒されている水仙の花も目立っております。
氷室椿庭園では、椿の他に松の木もたくさん植えられておりますが、松の緑と青空のコントラストが美しい風景となっております。
予想はしておりましたが、1月14日現在の氷室椿庭園の椿の開花状況としましては、見頃前、ほとんど咲いていない、若干ちらほらとだけ咲いている状況となっております。
椿の花の開花状況としましては、残念な結果となってしまいましたが、あまりに青空が気持ちよかったので茅ヶ崎海岸まで足を延ばしてみることとしました。
氷室椿庭園から徒歩で10分前後でしょうか。国道を超えると大海原が待っております。
砂浜に写る防砂の柵の影に惹かれて一枚。
それにしましても気持ちの良い青空となっております。
茅ヶ崎海岸から東側を望みますと青い相模湾と湘南のランドマーク、江の島、背後には三浦半島も見て取ることができるようになっております。
今度は逆に西側を望みますと、雄大な富士山も望むこともできるようになっております。
サーファーの方が写り込んでおりますが、湘南の海岸では季節を問わずサーフィンを楽しんでいらっしゃる方を良くお見掛けるる日常的な風景となっております。
今回は少し目的から外れて海岸の方まで散策をしてみましたが、思っていたほど海は遠くはなく、美しい砂浜を楽しむことができました。
氷室椿庭園の1月14日現在の椿の開花状況としましては、見頃前、ちらほらと咲いている程度で、まだ殆ど咲いていない状況となっております。
氷室椿庭園 アクセスと駐車場
氷室椿庭園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線茅ヶ崎駅より約1.2㎞、徒歩にて20分ほどとなっております。
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南3-2-41付近
入園は無料となっておりますが、月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始は休園日となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます(ただし、3月は無休)。
開園時間は、朝9時から17時までとなっております(5月~1月は10時より16時まで)。
尚、駐車場につきましては基本的にございませんので、公共交通機関にてのアクセスが基本となろうかと思われますが、自家用車にてアクセスする場合には付近のコインパーキングのご利用をお願い申し上げます。(身体障がい者用駐車場は敷地内に2台分用意されておりますが、ご利用の際は事前予約が必要となっております。)
付近のコインパーキングとしましては、三井のリパーク茅ヶ崎東海岸南1丁目駐車場(神奈川県茅ケ崎市東海岸南1-9-4)などとなっており、距離にして約400m、徒歩5分ほど離れた場所となっております。
今回のカタスミ日記は、氷室椿庭園の1月14日現在の椿の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.01.15記