【花だより】2024年7月15日現在 蓮の開花状況 平塚のハス寺 要法寺 アクセスと駐車場 神奈川県平塚市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年7月15日に撮影いたしました要法寺のハスの開花状況をお届けいたします。
平塚のハス寺 要法寺 蓮の開花状況
神奈川県平塚市に位置しております要法寺は、1282年(弘安5年)の鎌倉時代に日蓮大聖人が開山しました歴史ある寺院となっております。
時の鎌倉幕府執権の北条泰時の次男の北条泰知は、父泰時の影響を受け念仏信者となっておりましたが、龍の口の法難の話を聞き、以来法華経を信じ、日蓮大聖人に帰依し、屋敷を寺として献上し、開山した寺院となっております。
歴史ある寺院でございますが、地元の方には「ハス寺」としても親しまれている寺院となっております。
要法寺では25年ほど前から大型の鉢でハスの栽培を続けており、本堂前にハスが植えられた鉢がずらりと並べられております。
背丈の高いものでは、大人の人の背丈ほどに花を咲かせるハスもあり、美しいハスの大輪を間近に観賞することができるようになっております。
要法寺では、約30種、80鉢のハスが育てられ、様々な品種のハスの花を楽しむことができるようになっております。
要法寺の蓮の花の見頃の時期としましては、6月下旬から7月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期には早朝6時30分より開門し、地元の方を中心にたくさんの方が訪れる蓮の名所となっております。
今回のカタスミ日記は、2024年7月15日に要法寺を訪れてみましたので、写真を交えながら、ハスの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
参拝者用無料駐車場に車を駐車し、山門から本堂を望みます。
今年は都合が合わず、なかなか要法寺に参拝することができておりませんでしたが、何とかハスの花が咲いているタイミングに訪れることができました。
美しい色合いの開きかけの蜀紅蓮。
妙蓮も咲いております。
花弁の数が非常に多く、ひとつの花に花群が複数現れる妙蓮でございますが、近江妙蓮とは花の開き方が若干異なるようにも感じられます。
2024年7月15日現在の要法寺のハスの開花状況としましては、継続的に花は咲いておりますものの、花数が少なくなってきており、見頃のピークは超えてしまっている雰囲気で、見頃後半から終盤の状況になろうかと思われます。
要法寺 アクセスと駐車場
要法寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線平塚駅より約1.3㎞、徒歩にて15分ほどとなっております。
神奈川県平塚市平塚4-10-10付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、小田原厚木道路平塚インターより約5.5㎞、車で10分ほどとなっております。
要法寺の南側、山門前に無料の参拝者用駐車場が設置されておりますが、近隣の保育園の送迎にも利用されております駐車場で、送り迎えの時間帯は多少混雑いたしますのでご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2024年7月15日現在の要法寺のハスの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
県内では、ハスの花もそろそろ見頃終盤となってきておりますので、気になられます方はお急ぎになられました方が宜しいかと思われます。
2024.07.16記