【花だより】2023年7月19日現在 ひまわりの開花状況 かりがね堤(雁堤)ひまわり畑 アクセスと駐車場 静岡県富士市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年7月19日に撮影いたしましたかりがね堤(雁堤)のひまわりの開花状況をお届けいたします。

 

かりがね堤(雁堤) ひまわりの開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/125sec 106mm

 静岡県富士市に位置しておりますかりがね堤(雁堤)は、江戸時代に河川の治水と新田開発を目的に築堤されました全長約2.7㎞の堤となりますが、その形状が雁が連なって飛ぶ形に似ていますことからその様に名付けられた堤となっております。

 かりがね堤では、河川から堤の端までは、広大な敷地が広がり、茶畑やみかん畑としても活用されておりますほか、多目的グラウンドなど市民がスポーツを楽しむことができる施設なども設置されております。

 また、花の名所としましても知られ、春の桜や秋の彼岸花、コスモスなど四季折々の花木も楽しむことができるスポットとなっております。

 夏の時期には、かりがね堤では耕作放棄地を利用してひまわり畑が出現し、富士市内でも人気のひまわり畑となっております。

 かりがね堤のひまわり畑は、地元農家を中心とする有志団体「岩本山とかりがね堤を守る会」のみなさんが中心となって維持管理をして下さっておりますが、同会は、かりがね堤のひまわり畑の他にも岩本山のひまわり畑も維持管理して下さっております。

 そのためか、かりがね堤のひまわり畑を観賞しに来られる方は岩本山のひまわり畑も併せて梯子する方が多いようにも感じられます。

 かりがね堤のひまわりの見頃の時期としましては、例年7月中旬から8月上旬頃が見頃の時期となっており、地元の方を中心に人気のひまわり畑となっております。

 今回のカタスミ日記は、2023年7月19日にかりがね堤(雁堤)を訪れてみましたので、写真を交えながら、ひまわりの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/125sec 18mm

 2023年のかりがね堤のひまわり畑につきましては、昨年までと大きく異なり、変化がございましたので先ずはそちらの方から簡単に状況説明をしてまいりたいと思います。

 昨年までは、道路の東側に2面の畑でひまわりを栽培しておりましたが、2023年につきましては道路の両側に1面ずつのひまわり畑となっております。

 特に道路の西側(写真右手)のひまわり畑を観賞する際には、道路が狭い割りに交通量の多い道路となっておりますので不用意に車道でひまわり観賞を行わないようご注意の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/125sec 18mm

 では、昨年までひまわりが植えられておりました東側の畑はどうなっているかと申しますと、東半分(写真左手)の狭い方の畑は既に何か別の作物の耕作に利用されておりました。

 それに伴いまして、昨年まで設置されておりました3台分の駐車スペースは「駐車場」の表示が撤去されておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/250sec 89mm

 尚、ひまわり観賞の駐車場に関しましては、道路の西側のひまわり畑傍に、数台駐車できそうなスペースがございます(写真右手)。

 もしくは混雑しております場合には、200mから300mほど東側の東雁公園(静岡県富士市松岡1048-1付近)から雁スポーツ広場(静岡県富士市松岡1000-36付近)にかけての土手が広くなっておりますので、交通の妨げにならないよう駐車の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/100sec 18mm

 東側の畑からひまわり畑の全体を見渡します。

 奥に西側の畑も見えております。

 昨年よりも背丈が若干低いようにも感じられましたが、かりがね堤のひまわりはかなり背丈のございますひまわりとなっておりますので、全体を見渡したい場合などは踏み台を持参した方が見通しが宜しいかと思われます。

 当日は富士山が霞んでおり、はっきりと富士山を望むことができませんでしたが、ひまわりの背中からとなってしまいますが、富士山の見られるスポットでもございますので、良く晴れた日に訪れたいところかと思われます。

 また、ひまわりは東に向かって花を咲かせますので、撮影目的で訪れます場合には逆光とならない午前中の方が撮影しやすいかとも思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/100sec 33mm

 こちらは東側のひまわり畑。

 纏まって咲いております部分だけを撮影しておりますが、東側のひまわり畑につきましては、7月19日現在、4分咲き程度の開花状況になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/100sec 18mm

 こちらは西側のひまわり畑。

 若干ではございますが、西側のひまわり畑の方が開花が進んでおり、5分から6分咲き程度の開花状況になろうかと思われますので、週明け頃が楽しみな開花状況になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso125 F8 1/160sec 125mm

 2023年7月19日のかりがね堤(雁堤)のひまわりの開花状況につきましては、エリアによりまして開花状況に差がございますものの、全体としましては5分咲き程度の開花状況となり、今後の開花に期待したい状況になろうかと思われます。

 

雁堤(かりがね堤) アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/250sec 63mm

 雁堤(かりがね堤)へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線柚木駅より徒歩10分ほどとなっております。

 静岡県富士市松岡1962-3付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速富士インターより約6.5㎞、車で20分ほどとなっております。

 尚、上記住所ではナビ設定の際に上手く案内されない場合もございますので、現地で地図を確認しながら向かうことになろうかと思われます。

 西側ひまわり畑の傍に数台駐車できそうなスペースが設置されておりますが、スペースに限りがございますことと周辺道路が狭小となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

 具体的には、ひまわり畑は県道396号線富士川橋東側すぐの信号のございます交差点(静岡県富士市松岡1814-1付近)から北側に500mほど進んだところの道路沿い左右に位置しております。

 混雑時には、ひまわり畑から200mから300mほど東側の東雁公園(静岡県富士市松岡1048-1付近)から雁スポーツ広場(静岡県富士市松岡1000-36付近)にかけての土手が広くなっており、みなさんそちらに車を駐車し、そこから徒歩にて移動しておられる方も多く見受けられますので。混雑状況に合わせまして臨機応変なご対応をお願い申し上げます。

 今回のカタスミ日記は、2023年7月19日現在のかりがね堤(雁堤)のひまわりの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 多少昨年から変化もございますので、行き慣れております方もご注意の程お願い申し上げます。

2023.07.20記