【花だより】飯山観音長谷寺のあじさい 2022年6月24日現在開花状況 アクセスと駐車場 神奈川県厚木市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年6月24日に撮影いたしました飯山観音長谷寺のあじさいの開花状況をお届けいたします。
飯山観音長谷寺 あじさいの開花状況
神奈川県厚木市白山中腹に位置しております飯山観音長谷寺は、真言宗の寺院となり、奈良時代に行基により創建されました古刹となっております。
飯山観音は、坂東三十三観音霊場第六番札所となり、多くの方が参拝に訪れます寺院となっておりますが、長谷寺の周りの白山自然公園でハイキングを楽しむ方も多く立ち寄るスポットにもなっております。
飯山観音と申しますと、特に春の桜のお花見が有名なところとなっておりますが、境内や参道、白山自然公園全域で3,000本とも言われますソメイヨシノやヤマザクラが咲き競うお花見の名所となっており、「かながわの花の名所100選」にも選ばれて、多くの方がお花見シーズンに訪れるスポットとなっております。
桜の方があまりにも有名なところとなっておりますが、梅雨時には知る人ぞ知る紫陽花スポットにもなっております。
今回のカタスミ日記は、2022年6月24日に飯山観音長谷寺を訪れてみましたので、写真を交えながら、あじさいの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
結論から先に申し上げておきますと、2022年6月24日現在の飯山観音長谷寺のあじさいの開花状況としましては、全体的には8分もしくは9分咲き程度の開花状況かと思われ、山門(仁王門)や駐車場付近ではほぼ満開、見頃の状況となっております。
桜の広場向かいの駐車場入口付近では、満開の紫陽花が出迎えてくれ、否が応にも期待が高まるところかと思われます。
駐車場から本堂へは、坂道の参道と仁王門側の階段の二通りの行き方ができますが、共に紫陽花を楽しむことができますので、行きと帰りで異なる道を通ることがお勧めかと思われます。
こちらは坂道側。両側に紫陽花が咲き誇っております。
厚木市戦没者慰霊堂を紫陽花越しに望みます。
今度は山門(仁王門)側まで戻って、階段から本堂に向かいます。
山門(仁王門)前の紫陽花も見頃を迎えております。
尚、仁王門につきましては、仁王像(金剛力士像)を安置しております山門となり、2020年(令和2年)に建立当時の敷居や柱は残しつつ大改修が行われまして、現在は目新しい山門となっております。
紫陽花と青もみじ。
そのしっとりとした雰囲気から紫陽花の花は神社仏閣に似合う落ち着いた彩を楽しませてくれております。
階段の中段付近に安置される観音様。
観音様の前には、「かながわの名木100選」にも選出されておりますイヌマキの木が鎮座しております。
飯山観音のイヌマキの木は、室町時代末に巡礼者や参拝者の無事と長寿を祈願して植樹されたもので、樹齢400年とも言われます名木となっております。
観音様の後方は、先ほどの坂道の参道に繋がっておりますが、沿道に植えられております紫陽花越しに桜の広場を望みます。
更に階段を上ってまいりますと、本堂に向かうことができるようになっております。
本堂(観音堂)へ参拝。
シンメトリーの凛とした美しさを感じる空間となっております。
以前より飯山観音の紫陽花の美しさは耳にしておりましたが、今回初めて参拝、拝観することができ、非常に手入れの行き届いた綺麗な花の状態が保たれた紫陽花が印象的なスポットとなっております。
2022年6月24日現在の飯山観音長谷寺の紫陽花の開花状況としましては、全体としましては8分か9分咲き程度の開花状況かと思われ、特に山門(仁王門)や駐車場付近のあじさいは、ほぼ満開で、見頃の開花状況となっております。
飯山観音長谷寺 アクセスと駐車場
飯山観音長谷寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線本厚木駅北口5番乗り場より上飯山行き、もしくは宮ヶ瀬行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約21分、「飯山観音前」バス停下車、徒歩10分ほどとなっております。
神奈川県厚木市飯山5605付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速厚木インターより約8㎞、車で20分ほどとなっております。
山門(仁王門)からすぐの所に有料駐車場(1回500円)が設置され、利用時間は6時より18時までとなっております。
今回のカタスミ日記は、2022年6月24日現在の飯山観音長谷寺のあじさいの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.06.27記