【花だより】2024年10月6日現在 酔芙蓉・彼岸花の開花状況 ふくざわ公園酔芙蓉農道「酔芙蓉まつり」アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年10月6日に撮影いたしました南足柄市酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況をお届けいたします。
ふくざわ公園酔芙蓉農道 酔芙蓉と彼岸花の開花状況
神奈川県南足柄市に位置しております酔芙蓉農道は、ふくざわ公園脇の約1㎞続く未舗装の農道となっております。
一見どこにでもございます長閑な田園地帯の何の変哲もない農道でございますが、農道に沿って酔芙蓉が約700本、芙蓉が約100本植えられており、「酔芙蓉農道」と呼ばれ親しまれております。
酔芙蓉は、八重の大型の花を咲かせ、朝に花開き、夜には枯れてしまう一日花となっておりますが、次々に花を咲かせます事から比較的長い期間に渡り花を楽しむことができるようになっております。
中でも特徴的なのは、花が朝は白く、時間と共に色づいてゆき、夕方にはピンク色に染まる事で、その様子が酔っぱらいのように色づいてまいります事から、「酔芙蓉」と名付けられた花となっております。
ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉の見頃の時期としましては、例年9月中旬から10月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして「酔芙蓉まつり」も開催されます。
2024年の「酔芙蓉まつり」の開催期間としましては、9月21日(土曜日)から29日(日曜日)までの土日祝日と26日(木曜日)までの開催期間となっており、まつり自体は終了してしまってはおりますが、酔芙蓉観賞用の臨時駐車場は利用できるようになっております。
酔芙蓉農道では、もちろん酔芙蓉の花が有名なところとなっておりますが、酔芙蓉が見頃を迎えます時期と前後しまして田んぼの畔にたくさんの彼岸花が咲き、秋らしい風景も楽しむことができるようになっております。
こちらはふくざわ公園へのアプローチ道路にて。
冒頭の写真につきましては、彼岸花が綺麗に咲いております場所を探し求めて撮影しておりますが、10月6日現在の酔芙蓉農道の彼岸花の開花状況としましては、ほとんど見頃過ぎの状況となってしまっております。
彼岸花の方は花期が短いので残念な結果となってしまっておりますが、酔芙蓉の見頃のピークはまだ続いており、たくさんの花を咲かせております。
写真は、ふくざわ公園北側の酔芙蓉農道の定番アングル。
今回は時間に余裕がございましたので、酔芙蓉農道の一番南の端まで行ってみたいと思います。
以前はちょうど稲刈りの時期と重なり、たわわに実った稲穂や収穫後の藁など秋らしい風情を感じながら酔芙蓉の花を楽しむことができましたが、近年は猛暑の影響を避けるためか積極的に二期作を行っているようで、青々とした田んぼが周辺には広がっております。
こちらが酔芙蓉農道の一番南端になります。
一番南端から西側に進んでまいりますと春めき桜の名所「一の堰ハラネ」に向かうこともできるようになっております。
残念ながら見頃は過ぎてしまっておりますが、酔芙蓉農道の南端から一の堰ハラネとは反対方向の東に向かいますと、彼岸花が二列に植えられております道路もございますので、来年散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2024年10月6日現在のふくざわ公園東側の酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況としましては、見頃のピークが続いている状況となっておりますが、そろそろ少しずつ花数が減り始めてくる時期にもなろうかと思われますので、気になられます方はお急ぎになられました方が宜しいかと思われます。
尚、彼岸花につきましては、一部でまだ咲いてはおりますものの全体としましては見頃過ぎの状況、近くの南足柄市運動公園の彼岸花につきましても見頃過ぎに近い開花状況となっております。
ふくざわ公園「酔芙蓉農道」アクセスと駐車場
ふくざわ公園脇(東側)の酔芙蓉農道へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山駅よりバスにて約10分、「まました」バス停下車、徒歩20分ほどとなっております。
神奈川県南足柄市千津島1845付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約5.8㎞、車で10分ほどとなっております。
例年、ふくざわ公園近くに無料の臨時駐車場が設置され、「道の駅足柄・金太郎のふるさと」の前の道を北側(山北方面)へ約2.3㎞進みました道路沿いに設置されております(足柄観光バスさん南隣の空き地)。
今回のカタスミ日記は、2024年10月6日現在のふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉と彼岸花の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
長閑な田園風景が心地良い農道でございますので、良く晴れた日に訪れたいところかと思われます。
2024.10.07記