【花だより】2023年3月6日現在 椿の開花状況 氷室椿庭園 200品種を超える椿の名園 アクセスと駐車場 神奈川県茅ヶ崎市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年3月6日に撮影いたしました氷室椿庭園の椿の開花状況をお届けいたします。
氷室椿庭園 椿の開花状況
神奈川県茅ケ崎市に位置しております氷室椿庭園は、三井不動産元副社長の故氷室捷爾(しょうじ)ご夫妻の住居を含む庭園を、ご遺族の方が茅ヶ崎市に寄贈され、1991年(平成3年)に開園しました庭園となっております。
氷室椿庭園では、広さが約2,800㎡の庭園に200品種以上、1,000本を超えます椿が植栽されており、入場無料で椿の花を楽しむことができるようになっております。
氷室椿庭園の椿の見頃の時期としましては、例年2月下旬から4月上旬頃が見頃の時期となっておりますが、特に見頃のピークでございます3月中旬から下旬にかけましては、零れんばかりに椿の花が咲き競います椿の名園となっております。
また、氷室夫妻の住居でございました1935年(昭和10年)建築の木造2階建ての「旧氷室家住宅主屋」は、昭和初期の別荘建築の様相を伝える建物としまして評価され、2018年(平成30年)に国の登録有形文化財にも選定された建物となっております。
今回のカタスミ日記は、2023年3月6日に氷室椿庭園を訪れてみましたので、写真を交えながら、椿の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
入口を入りますと、小ぶりなピンクの花が可愛らしい「フレークランド・ピンク」が出迎えてくれます。
フレークランド・ピンクにつきましては、かなり開花が進んでおり、ほぼ見頃に近い開花状況となっております。
氷室椿庭園を代表する椿の花と申しますと、白や淡桃色の地に紅色の絞りの入っておりますオリジナル品種の「氷室雪月花」になろうかと思われます。
氷室雪月花につきましては、あまりたくさん花を咲かせておりますところを見かけたことはございませんが、3月6日現在、氷室雪月花はたくさんの花を咲かせております。
純白の花弁が青空に良く映えております「白頭山」。
もちろん「ヤブツバキ」も咲いております。
椿の花と申しますとヤブツバキの花をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
和の佇まいの「小袖曽我」。
洋風な雰囲気の「マソティアナ・ルブラ」。
花弁の紅い縁取りが可愛らしい「聚楽」。
鮮烈な赤い花弁の「相模源氏」。
絞りが可愛らしい「蝦夷錦」。
2023年3月6日現在の氷室椿庭園の椿の開花状況としましては、品種によりまして開花状況に差がございますものの、全体としましては3分から5分咲き程度の開花状況でしょうか、ピークの時期の零れんばかりに咲き競う風景をご存知の方でございましたら、あと少しだね、という雰囲気かと思われますが、3月に入りまして明らかに花数も増え、椿の観賞を楽しむことができます状況になってきておりますかと思われます。
氷室椿庭園 アクセスと駐車場
氷室椿庭園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線茅ヶ崎駅より約1.2㎞、徒歩にて20分ほどとなっております。
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南3-2-41付近
入園は無料となっておりますが、月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始は休園日となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます(ただし、3月は無休)。
開園時間は、朝9時から17時までとなっております(5月~1月は10時より16時まで)。
尚、駐車場につきましては基本的にございませんので、公共交通機関にてのアクセスが基本となろうかと思われますが、自家用車にてアクセスする場合には付近のコインパーキングのご利用をお願い申し上げます。(身体障がい者用駐車場は敷地内に2台分用意されておりますが、ご利用の際は事前予約が必要となっております。)
付近のコインパーキングとしましては、三井のリパーク茅ヶ崎東海岸南1丁目駐車場(神奈川県茅ケ崎市東海岸南1-9-4)などとなっており、距離にして約400m、徒歩5分ほど離れた場所となっております。
今回のカタスミ日記は、2023年3月6日現在の氷室椿庭園の椿の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2023.03.07記