2022年 「下田温泉あじさい祭り」 300万輪の万華鏡! 下田公園の紫陽花 見頃時期とアクセス、駐車場 静岡県下田市
梅雨時の楽しみと申しますと紫陽花。しっとりとした彩で風情のある風景を奏でてくれます。伊豆半島下田市の下田公園では、300万輪の紫陽花の花が咲き誇る「日本一のあじさいの群生地」とも言われ、見頃の時期には観光客たくさん訪れます人気の紫陽花スポットとなっております。今回のカタスミ日記は、下田公園の紫陽花の咲く風景をご紹介いたします。
300万輪が咲き誇る日本一のあじさいの群生地 下田公園
伊豆半島南端部に位置しております下田市。
下田市の小高い山に整備された下田公園では、6月を迎えますと一面に紫陽花が咲き誇ります紫陽花の名所となっております。
下田公園は、豊臣秀吉が天下統一に向けて勢力を拡大してくる中で、南伊豆防衛の拠点として後北条氏が築いた山城、下田城の城址を整備した公園となっております。
公園内は、よく整備された遊歩道が続いておりますが、山城であるがため、アップダウンのある遊歩道となっており、また約33ha とも言われます公園の広大な敷地は、自分のペースでのんびりと散策してゆきたいところかと思われます。
公園内の各所に設けられておりますビュースポットからは、下田の街並みや下田港、太平洋を一望する事ができ、眺望の良い公園にもなっております。
下田公園の紫陽花は、15万株300万輪の「日本一のあじさいの群生地」とも言われております。
特に、公園内の「あじさい群落」と呼ばれるスポットでは、正しく360度紫陽花の花に囲まれる万華鏡のような世界を楽しむことができるようにもなっております。
また紫陽花の種類も豊富で、色とりどりの様々なあじさいを一度に楽しむことができますので、観ていて飽きが来ないこともお勧めできるポイントかと思われます。
下田公園 紫陽花の見頃時期と「下田温泉あじさい祭り」
「日本一のあじさいの群生地」と言われております下田公園でございますが、下田公園の紫陽花の見頃時期としましては、例年6月上旬から下旬頃が見頃の時期となっており、その年の気候にも左右されるところとなりますが、6月中旬頃が見頃のピークとなります年が多いかと思われます。
下田公園では、紫陽花の見頃の時期に合わせまして、毎年「あじさい祭り」が開催され、6月1日から6月30日までの開催日程となっております。
2022年の「下田温泉あじさい祭り」では、開国広場で地場産品の販売や飲食を楽しむことのできます露店の出店が行われますほか、「下田太鼓」の実演など各種イベントも行われる予定となっております。
レトロな佇まいのペリーロードの紫陽花
下田公園からも徒歩圏内のエリアに、ペリーロードがございます。
ペリーロードは、幕末にペリーが下田に上陸し、日米下田条約の締結交渉の場である了仙寺までの400mほどの通りとなり、通り沿いには食事処やショップなどが軒を連ねレトロな街並みを形成しております。
ペリーロード沿いの紫陽花は決して株数が多いという訳ではございませんが、レトロな雰囲気の建物を背景に紫陽花の花が咲いており、風景の中の紫陽花を楽しむことができるようになっております。
下田公園の紫陽花を楽しむ際には、合わせて訪れておきたい紫陽花スポットにもなろうかと思われます。
下田公園 アクセスと駐車場
下田公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆急下田駅より下田海中水族館行きのバスにて5分ほど、もしくは伊豆急下田駅より徒歩20分ほどとなっております。
ペリーロード付近は雰囲気の良いストリートとなっておりますので、駅からのんびり歩いて向かうのも楽しいものかと思われます。
静岡県下田市3-6-6付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約80㎞、車で2時間ほどとなっております。
また駐車場につきましては、あじさい祭り期間中は、ペリー上陸記念碑前付近に有料臨時駐車場が設けられる予定となっております(70台、8時~18時、600円)。
終わりに
今回のカタスミ日記は、日本一のあじさいの群生地、下田公園のあじさいの咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
公園内のあじさい群落では、高さのある紫陽花の乱舞を楽しむことができますスポットで、是非とも足を運んでいただきたいところかと思われます。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.05.22記