2022年 アナベルの「白い絨毯」 相模原北公園あじさい園の絶景 見頃時期とアクセス、駐車場 神奈川県相模原市
6月に入りますと各地で紫陽花の花が見頃を迎えます。紫陽花と言いますと「あじさい寺」が日本各地にございますが、今回のカタスミ日記は、しっとりとしたあじさい寺とは趣の異なる白い花を咲かせる北アメリカ原産のアナベルが一面に広がる相模原北公園の絶景をご紹介いたします。
アナベルってどんな花?
梅雨時の紫陽花。
しっとりとして美しい色合いで、雨の日の美しさは特筆ものというのが一般的な日本的紫陽花の花の捉え方かと思われます。
しかしながら、そういったイメージとは少々趣の異なる美しい白い紫陽花で、北アメリカ原産の「アナベル」という紫陽花がございます。
もともとは、アメリカ原産の野生種のワイルドホワイトハイドランジアを園芸用に品種改良したものだそうですが、その純白の花は可愛らしく、最近は日本各地でアナベルを見かけることができるようになっております。
一般的な紫陽花の花は、例えば土壌が酸性かアルカリ性かによっても花の色が変わってくると耳にしたことがございますが、それに対しアナベルはどの様な場所でも白い花を咲かせる事から、アナベルの花言葉は「ひたむきな愛」とされております。
相模原北公園のあじさい園の梅雨時の風景
神奈川県相模原市に位置しております相模原北公園は、雑木林を活用した総合公園で、園内には総合体育館やスポーツ広場などスポーツを楽しむ施設をはじめ、梅園やハーブ園、バラ園、彼岸花など季節の花木も楽しむことができる市民の憩いの場にもなっている公園となっております。
中でも有名なところとしましては、アナベルをはじめ様々な紫陽花の花を楽しむことができます「あじさい園」になろうかと思われます。
紫陽花は、相模原市の市の花にも制定されております花となっておりますが、相模原北公園では、約200種類、10,000株の紫陽花が植栽されており、色とりどりの紫陽花の花を楽しむことができるようにもなっております。
アナベルの「白い絨毯」 相模原北公園 あじさいの見頃時期
さて、その様な相模原北公園ではございますが、紫陽花の見頃時期につきましては、品種が多岐に渡るため6月上旬から下旬頃まで見頃の時期が続きます。
まず初めに6月上旬にヤマアジサイが見頃を迎えまして、続いて中旬にガクアジサイや西洋アジサイが見頃を迎えてゆきます。
注目の「白い絨毯」アナベルの見頃時期につきましては、その他の紫陽花よりも若干遅い6月中旬から下旬頃が見頃の時期となっております。
相模原北公園のアナベルは、立派な大きな花が多くなっておりますので、見頃の時期にはなかなかの見応えのあるものになろうかと思われます。
相模原北公園 アクセスと駐車場
相模原北公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR相模線・京王電鉄相模原線橋本駅より神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて「北公園入口」バス停下車、徒歩2分ほどとなっております。
神奈川県相模原市緑区下九沢2368-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道相模原インターより約4.5㎞、車で15分ほどとなっております。
公園には無料の駐車場も数ヵ所設置されており、第1駐車場は朝7時30分より22時まで、第2駐車場の方は、朝8時から19時まで(冬季は18時まで)となっており、アナベルの咲くあじさい園へは第1駐車場の方が便利かと思われます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、相模原北公園あじさい園の「白い絨毯」アナベルの咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は、予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.05.30記