1万本のもみじが色づく秋の風景 箕輪ダムもみじ湖の紅葉 見頃時期とアクセス、駐車場 長野県箕輪町
すっかり朝晩が涼しくなってまいりました。気温が下がってまいりますと、やはり紅葉への期待も高まってまいります。今回のカタスミ日記は、長野県箕輪町の山間に1万本のもみじが色づく箕輪ダムのもみじ湖の紅葉をご紹介いたします。
1万本のもみじが色づく秋の風景 もみじ湖
もみじ湖ってどんなところ?
長野県箕輪町の人気の紅葉スポット、もみじ湖は、天竜川水系の沢川に建設された箕輪ダムによって生まれたダム湖(人造湖)となります。
箕輪ダムにつきましては、高さ72mほどの重力式コンクリートダムで、1992年に完成したダムとなっております。
そのダム湖となりますもみじ湖は、その名の通り秋になりますと紅葉が大変美しい紅葉スポットとしまして、紅葉狩りを楽しむ人で大変賑わいます。
朝晩の冷え込む紅葉の時期になりますと、気象条件にも左右されますが、もみじ湖では早朝に「けあらし」を観ることもできるスポットとなっており、紅葉と共に楽しみたいところかと思われます。
もみじ湖 紅葉の見頃時期
もみじ湖の湖畔に植えられている1万本のもみじには、ダムに沈んでしまった集落の方がダムが末永く愛されるようにと願いを込めて10年かけて植林したものとなっております。
思いのこもった湖畔を彩るもみじは多くの人に愛され、紅葉の時期になりますと紅葉狩りを楽しむ人で賑わう長野県内有数の人気のスポットにもなっております。
紅葉の見頃時期としましては、その年の気象条件にも左右されますが、例年10月下旬頃から11月上旬にかけてが見頃の時期となっております。
もみじトンネルで紅葉狩り
さて、もみじ湖の紅葉につきましては、もみじ湖湖畔も素晴らしいところですが、紅葉の見どころのメインとなりますのは、やはり末広広場に続くもみじトンネルかと思われます。
もみじトンネルは、箕輪ダムより更に2㎞ほど進んだ先に位置しておりますので、初めて訪れます場合は、少々解りづらい場所に位置しているものと思われます。
現地では地図を確認しながら、末広広場を目指すのが宜しいかと思われます。
紅葉の最盛期には真っ赤に染まるもみじトンネルは、写真愛好家の間でも人気の撮影スポットとなり、人の少ないシャッターチャンスを狙って早朝よりカメラを構える愛好家も沢山訪れております。
最盛期の一面に真っ赤に染まるもみじも素晴らしいのですが、少し早めの時期には美しいグラデーションも楽しむことができ、最盛期とは異なる風景を楽しむこともできるようになっております。
また、例年紅葉の時期になりますと、もみじトンネル付近では、紅葉ライトアップも実施され、人気のライトアップスポットにもなっております。
もみじ湖 アクセスと駐車場
もみじ湖のアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR飯田線伊那松島駅よりタクシーで20分ほどとなっております。
山間の少々アクセスの不便な場所となりますので、自家用車にてアクセスとなる場合が多くなろうかとも思われます。
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道伊北インターより約6㎞、車で30分ほどとなります。
ただ、アクセス道につきましては、1.5車線を中心とする狭い山道となりますので、混雑している紅葉の時期には、車の運転にはくれぐれもご注意の程お願い申し上げます。
長野県上伊那郡箕輪町東箕輪長岡2071-1付近(箕輪ダム管理棟)
箕輪ダム管理棟の付近にも無料の駐車場が設置されておりますが、紅葉のメインとなりますもみじトンネルは、そこより2㎞ほど先の場所となりますのでご注意の程お願い申し上げます。
また、箕輪ダム管理棟の駐車場は5台ほどしか駐車できるスペースがなく、混雑している時期には満車となり、Uターンもままならない状態となりますことも予想されますので、充分ご注意の程お願い申し上げます。
箕輪ダムの管理棟より2㎞ほど先に進みましたところには、200台ほど駐車できます末広広場がございますので、そちらを目指して向かうのが宜しいかと思われます。
ただし、末広広場に向かう坂道が、もみじトンネルとなりますので、駐車場に向かう際は歩行者に充分注意して運転していただきますようお願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、長野県箕輪町の箕輪ダムもみじ湖の紅葉をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
長野県下では有数の紅葉狩りスポットとしまして、多くの人で賑わう人気のスポットとなっております。ただ、周辺道路は狭い山道となりますので、運転にはくれぐれもご注意の程お願い申し上げます。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.09.25記