2022年 「小室山妙法寺あじさい祭り」2万株のあじさいが咲き誇る「あじさい寺」 小室山妙法寺の紫陽花 見頃時期とアクセス、駐車場 山梨県富士川町

 梅雨時を彩る紫陽花の花が各地で咲き始めてくる季節となってまいりました。山梨県富士川町の古刹、小室山妙法寺は2万株の紫陽花が境内を埋め尽くす「あじさい寺」としまして、山梨県内有数の紫陽花の名所となっております。今回のカタスミ日記は、美しい紫陽花が境内を彩る富士川町の妙法寺の紫陽花の咲く風景をご紹介いたします。

 

「あじさい寺」小室山妙法寺の2万株のあじさいの咲く風景

立派な山門の古刹 小室山妙法寺

SIGMA SD1Merrill iso100 F6.3 1/50sec 51mm

 山梨県内有数の紫陽花スポットとして有名な小室山妙法寺。

 日蓮宗の寺院で、もともとは飛鳥時代に開創された寺院でございましたが、開創当時は真言宗の寺院であったとの事となっております。

 鎌倉時代に日蓮上人が身延山に入山された時期に、上人が説法したことで真言宗から日蓮宗に改宗し、現在は日蓮宗小室派の本山となっております。

 その美しさからあじさい寺としまして有名な寺院となりますが、まず参道より見えてくる山門(三門)が、威風堂々として立派な山門で心奪われるところかと思われます。

 高さが25メートルほどある山門は明治30年に建立されたもので、迫力の山門となっております。

 山門から本堂へは少し急な階段を上ってまいりますが、両側に紫陽花の花が咲いており、彩を与えてくれております。

SIGMA SD1Merrill iso100 F5.6 1/60sec 51mm

 

妙法寺の境内を彩る2万株のあじさい 見頃時期とあじさい祭り

SIGMA SD1Merrill iso200 F8 1/125sec 42mm

 駐車場から境内の方を見上げますと、色とりどりの紫陽花が目に入り、否が応でも期待が高まるところかと思われます。

 山門の前にも紫陽花が咲いておりますし、山門の裏手にも紫陽花が色を添えております。山門より本堂に向かう石段の両側にも紫陽花が植栽されており、梅雨時の景色をしっとりと彩ってくれております。

 小室山妙法寺では、境内に2万株とも言われます紫陽花が植栽されており、「あじさい寺」として山梨県内有数の紫陽花スポットとなっております。

 本堂を取り囲むように紫陽花が植えられておりますので、参拝と共にそのまま紫陽花鑑賞を楽しむことができるようになっております。

SIGMA SD1Merrill iso200 F5.6 1/400sec 105mm

 よく手入れの行き届いた綺麗に保たれた花が印象的なあじさい寺となっておりますが、妙法寺の紫陽花の見頃時期としましては、例年6月下旬から7月上旬頃が見頃の時期となっております。

 紫陽花の見頃の時期に合わせまして、例年6月下旬には「小室山妙法寺 あじさい祭り」が開催され、地元の特産品であるゆずを使ったゆず餅や加工品、また地元産農産物や紫陽花の切り花や苗木などを販売する売店も出店されます。

 しかしながら、コロナウイルス感染拡大以降は、あじさい祭りの開催は見送られておりますので、2022年は復活を期待したいところかと思われます。

 尚、あじさい祭りでは例年300円の協力金が入場の際に必要となりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

2022年7月1日現在 最新開花状況(別ページへリンク)

SIGMA SD1Merrill iso200 F7.1 1/40sec 46mm

 

小室山妙法寺 アクセスと駐車場

SIGMA SD1Merrill iso200 F8 1/60sec 24mm

 小室山妙法寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線鰍沢口(かじかざわぐち)駅よりタクシーで20分ほどとなっております。

 山梨県南巨摩郡富士川町小室3063付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、中部横断道増穂インターより約5.7㎞、車で15分ほどとなっております。

 境内のすぐ下の所(山門の右手)に、普通車が30台ほど停められる無料の参拝者用の駐車場が整備されておりますので、自家用車にてのアクセスが便利かと思われます。

2022年7月1日現在 最新開花状況(別ページへリンク)

SIGMA SD1Merrill iso200 F5.6 1/60sec 105mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、2万株の紫陽花が境内を埋め尽くす小室山妙法寺の梅雨時の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.05.31記