秋の長閑な田園風景を散策 小出川の彼岸花 見頃時期とアクセス、駐車場 神奈川県藤沢市
お彼岸が近づいてまいりますと各地で彼岸花(曼殊沙華)が咲き始まます。神奈川県藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町を流れる小出川沿いには彼岸花が群生し、土手やあぜ道を赤く染めてゆきます。今回のカタスミ日記は、小出川の彼岸花の咲く風景をご紹介いたします。
小出川の彼岸花 見頃時期
小出川沿いに続く3㎞続く彼岸花の赤い帯
神奈川県の藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町を流れる小出川沿いでは、彼岸花が群生し、お彼岸が近くなってまいりますと、川沿いに赤い帯が続く彼岸花の名所となっております。
小出川は相模川水系の一級河川で、藤沢市遠藤の笹窪谷戸にございます湧水が水源地とされております。
彼岸花の名所、巾着田などは一面に広がる赤い絨毯が印象的なスポットとなっておりますが、巾着田を「面」と例えますと小出川は「線」。
小出川に架かる大黒橋から寒川町青少年広場までの川沿いに、約3㎞に渡って彼岸花が群生しており、見頃の時期には赤い帯が続きます。
彼岸花の見頃時期と小出川彼岸花まつり
小出川の彼岸花の見頃の時期としましては、例年9月下旬から10月上旬頃が見頃の時期となりますが、見頃の時期に合わせまして「小出川彼岸花まつり」も開催されております。
第14回となります2021年につきましては、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、式典等イベントは中止となっておりますが、密を伴わないスタンプラリーなどは実施される予定となっております。
第14回小出川彼岸花まつりは、2021年9月25日(土曜日)の朝10時から15時までの開催となっております。
季節を感じる長閑な田園風景と彼岸花
小出川の彼岸花と言いますと、どうしても川沿いに続く彼岸花の風景や遠くに見える富士山の風景などを思い浮かべる方も多いと思われますが、周辺は秋の実りを感じられるのどかな田園風景が広がる地域で、金色の稲穂や稲刈りの風景など、季節感のある風景も楽しむことができるスポットとなっております。
彼岸花と稲刈りをするコンバイン。
小出川では赤い彼岸花(曼殊沙華)が中心となりますが、白い彼岸花も咲いており、赤い彼岸花、金色の稲穂とのコントラストも美しい風景となっております。
彼岸花の咲いておりますエリアが約3㎞ほど続きますので、のんびり歩き散策を続けますと、人の居ないポイントも見つけることができるかと思われ、のどかな風景の中、ゆっくりと季節の移ろいを楽しむこともできるものかと思われます。
小出川彼岸花 アクセスと駐車場
小出川の彼岸花のアクセスにつきましては、藤沢側にアクセスする場合と寒川側にアクセスする場合ではアクセス経路が異なることもございますが、今回は藤沢側のアクセスにつきまして一例を上げておきたいと思われます。
公共交通機関では、小田急江ノ島線湘南台駅西口より慶応大学行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約11分、「慶応大学」バス停下車、徒歩10分ほどとなっております。
神奈川県藤沢市遠藤5566-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道寒川北インターより約5.3㎞、車で15分ほどとなっております。
例年、彼岸花の見頃の時期になりますと臨時駐車場が数ヵ所設けられますが、一例としまして、宝泉寺(神奈川県藤沢市遠藤6094)近くの「宝泉寺前交差点」付近に臨時駐車場が設置されております。
終わりに
今回のカタスミ日記は、のどかな田園の中を流れる小出川沿いに続く彼岸花の群生の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.09.09記