ピンクの絨毯の絶景!赤そばの里(2021年赤そば花祭りは中止)の見頃時期とアクセス、駐車場 長野県箕輪町
残暑が厳しい折ではございますが、これからの季節はひと雨ごとに涼しくなってゆく季節となります。お彼岸の頃になりますと、各地で真っ赤な彼岸花が咲き始め、秋の気配を感じさせてくれるようにもなります。ちょうど同じ頃、信州の山間では、一面にピンクの花を咲かせる赤そばの里の「高嶺ルビー」の花も見頃を迎える時期となります。今年は残念ながら、コロナウイルスの影響で赤そば花祭りは中止となっておりますが、来年以降への復活への期待を込めまして、例年の絶景をご紹介してゆきたいと思います。
赤そばの里のピンクの絶景
信州は長野県箕輪町の高台にひっそりと佇む赤そばの里。
そばの花と言いますと、白い花が一面に咲き誇る風景が思い浮かぶところかと思われますが、勿論そば処信州でも、八ヶ岳山麓や安曇野など各地で白い花を咲かせるそば畑を見かけることも多いかと思われます。
その信州の中でも箕輪町では、日本ではめずらしい赤い花を咲かせる赤そばが育てられております。
花が咲く時期になりますと、一面にピンクの絨毯が広がり、なんともメルヘンチックな美しい風景を奏でてくれます。
赤そばの里で栽培されております赤い花をつけるそばは、もともとはヒマラヤ原産で、標高3,800mのところから持ち帰り、日本で品種改良を重ねた「高嶺ルビー」と命名された品種になります。
赤そばは、主に観賞用として育てられておりますが、食することもでき、普通のそばよりもコシが強く、野性味があり癖が少しあるとも言われております。
赤そばの里は、標高900m付近に位置しており、駐車場より山道を15分ほど歩いてゆきますと、突然開けた視界に約4.2haのピンクの絨毯の絶景が飛び込んでまいります。
全体的になだらかな斜面となっておりますので、一番高いところ、もしくは一番低いところから眺めますと畑全体を見渡すことができ、息をのむ美しさを楽しむことができるようになっております。
また、高台に位置しておりますので、伊那谷越しに遠く甲斐駒ヶ岳などの南アルプスを望むこともでき、ロケーション的な眺望も素晴らしいものがございます。
赤そばの里 赤そばの花の見頃時期と花祭り
赤そばの里の赤そばの花の見頃の時期としましては、その年の気候にも左右されますが、例年9月の下旬から10月の上旬頃にかけてが見頃の時期となっております。
見頃の時期に合わせまして、例年9月下旬頃に「赤そば花祭り」が開催され、数量限定で赤そばが食べられるお店が出店したり、地元農産物の直売所なども出店され、多くの方で賑わうお祭りとなっております。
しかしながら、2021年につきましては、昨年に続きコロナウイルス感染拡大防止の観点から、花祭りの開催中止、ならびに赤そば畑の公開も中止となり、残念ながら今年は赤そばの絶景を観ることはできない様になっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。
中止につきましては、混雑が見込まれる中、感染対策の徹底の難しさもございますので、残念ですが、やむを得ない判断かと思われますし、致し方のないところかと思われます。来年以降にパワーアップして復活していただきたいと期待するところとなります。
2021.09.29追記
2021年につきましては、9月19日(日曜日)より10月11日(月曜日)までの開園となりましたので、内容の訂正を致します。
赤そばの里 アクセスと駐車場
赤そばの里へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR飯田線伊那松島駅よりタクシーで15分ほど、そこから徒歩にて更に15分ほどとなっております。
長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪6597付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道伊北インターより約6㎞、車で10分ほどで駐車場、そこより徒歩にて更に15分ほどとなっております。
付近には、赤そばの里への案内板が設置されますので、迷うことはないとは思われますが、駐車場付近は車の入れ違いも困難な狭い道路の区間もございますので、現地の誘導に従うようにお願い申し上げます(見頃の混雑時期には、一方通行の誘導が行われる場合がございます)。
(今年は赤そば畑は一般公開されない予定となっておりますので、赤そばを観ることはできないのは勿論ですが、駐車場も設置されないことが予想されますので、ご注意の程お願い申し上げます。)
2021.09.29追記
2021年につきましては、9月19日(日曜日)より10月11日(月曜日)までの開園となりましたので、内容の訂正を致します。
終わりに
今回のカタスミ日記は、長野県箕輪町の赤そばの里のピンクの絶景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
残念ながら、今年はコロナウイルスの影響でピンクの絨毯は観ることはできませんので、ご注意の程お願い申し上げます。来年以降の復活に期待したいと思われます。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.09.01記